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ニック・シャドウの真夜中の図書館(7) 見つけたよ

ニックシャドウ【著】, 上川典子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゴマブックス
発売年月日 2008/07/17
JAN 9784777109388

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商品レビュー

3

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2021/05/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

マイケルは転校先で馴染めないでいた。そんな中、唯一仲の良いステファニーと共にこの土地独特のゲームに参加する事に。夜闇に紛れ行われるかくれんぼだったが、不吉な予感が霧とともに立ち込める……。 *** ニック・シャドウシリーズの第七弾。今月はテンション的にもこれでおそらく最後の一冊かな?絶望するけど面白いしとずっと読み続けてきたけど、登場人物たちの状況が酷く、あまりに心が痛すぎてこれ以上連続して読み続けるのは厳しい……。 こちらの巻は、果たしてどれが一番面白いかと聞かれると、どれも面白かったので決めるのが難しい。甲乙つけがたかったというのが本音。不気味な雰囲気に震えた話は、「見つけたよ」。題材が面白いなと思ったのは「正確な色」。忍び寄る恐怖に慄いた話は「すばらしい絵」。(すばらしい絵は前の巻の罰をテーマにしている話の中にあってもよかった雰囲気)せっかくなので、一番初めに紹介文として載せている話を少し。ロンドンから田舎町に引っ越してきたマイケルは、都会と田舎の差に戸惑い転校先になじめないでいた。都会から来たことをクラスメイトに揶揄われたりしていた。 (マイケルの応対にもやや問題ありとも思える)そんな中、転校初日からよくしてくれているステファニーから自分が越してきた牧場にまつわる怖い話を聞かされる。過去に実際にあった事故をもとにした怖い話らしく、鬼気迫る内容だ。そして翌日に、その怖い話をもとにしたかくれんぼゲームを行うという話をステファニーの弟から教えられる。あんな話を聞いた後だったため、あまり乗り気がしないマイケルだったが、馴染めない現状を打破できるかもしれないし、やたらと絡んでくるクラスメイトの鼻を明かすことができるかもしれないというステファニーの提案に、彼女と共にゲームに参加することを決意する。何でもないただのゲームだと、ゲーム開始時には気軽な気持ちになれたマイケルであったが、すぐにその選択は間違いだったと後悔する羽目になる。 読んでいて一番初めに思ったのが、そんな悪趣味なゲームするなよ……。というのが率直な感想。怖い話の内容が自業自得とはいえ、悲惨な目にあった実際の人物をモティーフにしているのだからすごく悪趣味。悲しくも題材になってしまったその人物の死を祝うわけじゃないと作中でステファニーは言っていたが、それはやる側の考えであって、やられている方に意思があったらすごく癇に障るし不愉快。しかも、今年はその人物の百回忌だと言うのだから、もうなにかが起こる雰囲気はすごく伝わってくる。嫌な予感しかしない。 はじめはワクワクするかくれんぼゲームだったが、マイケルやステファニーが次第に周りの状況に違和感を覚え始めた辺りから、感じていた不安や嫌な予感が一気に読者に駆け寄ってくる。前も言ったと思うが、この作者は話中に的確に不安になる要素や、嫌な予感を抱かせる要素を混ぜ混むのが非常にうまい。 読んでいる最中に拾える情報を少しずつつなぎ合わせると、どんどん悪い予感の渦に引きずり込まれ、そしてその予感が最高潮に達した辺りで弾ける。弾けたあとは、ただ絶望しかなく意気消沈するのだが、それがまた何故か癖になるのだから不思議。(しかし、心にダメージは確実に蓄積されているので、連続して読むとかなり食傷気味になる) 「見つけたよ」はいろいろな結末を予想していたが、もっとひどい結末を迎えていて、驚いた。かなりエグい内容なので、なかなか進まなかったが、それでも読みきったあとは、面白かったと思ってしまうのだから不思議である。 別の二編も非常に面白いので、ニックシャドウシリーズのなかでもなかなかオススメしたい一冊だった。

Posted by ブクログ

2008/11/16

やっぱエグいなあ〜。 最近の日本の子どもはこういうもありなんかしら。 人間的恐怖はアタシャ肌に合わん!

Posted by ブクログ

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