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夢の彼方への旅
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夢の彼方への旅
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
20世紀初頭のイギリスとブラジルが舞台。 両親を事故で亡くしてしまった少女マイアが、ブラジルにいる遠縁の親族を頼りに寄宿学校をはなれて移住することになる。心がひろく、冒険好きのマイアは、アマゾンの奥にあるマナウス近くの土地での生活を夢見るが、待ち受けていたのは、アマゾンでもイギリスにいたときと同じ暮らしをしようと、消毒薬をまき、扉をぴたっと閉ざして暮らす、心貧しい人たちだった……。 なじみ深い設定で、善悪が比較的はっきりと描かれ、全体としては古風なつくり。家庭教師のミントン先生なんて、『小公女』のミンチン先生を思い出す。(でもミントン先生はいい人。) そうはいっても、物語の起伏や紆余曲折は、「お話好き」のわたしのような読者を引っ張り込むには充分で、もうあとはイボットソンの語りに身をゆだねるだけ。『小公子』クロヴィスのてんまつをはじめ、ご都合主義万歳なところもあるけど、とにかくおもしろい。三辺律子さんの翻訳もすばらしく、満足して読みおえた。
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20世紀初頭が舞台 両親を事故で亡くしたマイアはイギリスから遠縁のすむアマゾンで暮らすことになった 遠縁の家族はアマゾンを受け入れず生活しているが、マイアは大自然に惹かれて… 好奇心と協調があれば、困難にも打ち勝てるんだ と思わせる話でした。
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両親を事故で失いロンドンの寄宿学校で暮らす少女が、親戚家族が住むブラジルへ渡ることに。実は少女の財産狙いだった親戚家族の家で、半軟禁生活を送るはめに…。作中にでてくる「お涙ちょうだいだがいい物語」である小公子の物語と主人公の生活がだぶって面白いと思いました。ユーモラスでロマンティ...
両親を事故で失いロンドンの寄宿学校で暮らす少女が、親戚家族が住むブラジルへ渡ることに。実は少女の財産狙いだった親戚家族の家で、半軟禁生活を送るはめに…。作中にでてくる「お涙ちょうだいだがいい物語」である小公子の物語と主人公の生活がだぶって面白いと思いました。ユーモラスでロマンティックでもある少女小説でした。
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