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蝸牛考 岩波文庫

柳田國男(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2006/09/19
JAN 9784003313879

蝸牛考

¥550

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2019/10/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

全国の「かたつむり」の言い方について、そしてその広がり方として推測されることについてをまとめた本。 当時の言語地理学の先駆けみたいな感じだったのかな、これ。 「方言周圏論」については巻末の柴田先生による解説にもある通り、本編では定義については述べられていない。なので、解説まで読んでやっと内容が通る感じ。

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2017/06/11

方言の広がりを観察することで、国語のありかたを考え、国語教育の参考とする点は非常に納得できた。 なかでも、「言葉は歳をとる。」というのが新しく、はたとさせられた。 が、この本、なかなかの曲者でした。 内容に執念を感じるし、ありがたい内容でなのだけど、論文の古典版のよう。読むに辛く...

方言の広がりを観察することで、国語のありかたを考え、国語教育の参考とする点は非常に納得できた。 なかでも、「言葉は歳をとる。」というのが新しく、はたとさせられた。 が、この本、なかなかの曲者でした。 内容に執念を感じるし、ありがたい内容でなのだけど、論文の古典版のよう。読むに辛くまとまりがない。「校長先生のお話」のように感じた。

Posted by ブクログ

2016/10/11

蝸牛に焦点を当て、方言の移り変わりと地域差から国語を紐解こうとした 柳田国男の著書です。 改訂版の序で述べているところを見ると、 方言周圏説を説くために書かれた本ではありません。 古来の日本を推察するため、方言(特に蝸牛)に焦点を当てて考察を行ったものです。 インターネットが...

蝸牛に焦点を当て、方言の移り変わりと地域差から国語を紐解こうとした 柳田国男の著書です。 改訂版の序で述べているところを見ると、 方言周圏説を説くために書かれた本ではありません。 古来の日本を推察するため、方言(特に蝸牛)に焦点を当てて考察を行ったものです。 インターネットが普及している現在からはなかなか考えの及ばない、 口頭による言語の波及を見ることが出来る本でした。 今でさえ、住んでいる場所によって名称が違うことは多々あります。 私の周囲では幼少期における手遊びの名称の違いが話題に上りました。 蝸牛に限らず、日常の中のちょっとした差異を手繰っていくことが とても面白く感じられる様になった本でした。

Posted by ブクログ

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