1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

決定版 夏目漱石 新潮文庫

江藤淳(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,045

¥605 定価より440円(42%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1979/07/25
JAN 9784101108025

決定版 夏目漱石

¥605

商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/01/22

漱石は兄嫁との禁じられた恋に悩んでいたらしい。 だから、漱石は他人の女の子に手を出そうとする男の子を書くのだと思った。

Posted by ブクログ

2019/03/23

「明暗」を読む前に どうしても読みたかった 江藤淳 の漱石論。まさに漱石に肉迫した論述集。内面から 漱石をえぐった感じ。図書館で借りて読んだの失敗だった。線を引きながら 読みたい。今回は 則天去私について と「明暗」書評のみ読む。他は購入してから。 「則天去私は弟子の作った神...

「明暗」を読む前に どうしても読みたかった 江藤淳 の漱石論。まさに漱石に肉迫した論述集。内面から 漱石をえぐった感じ。図書館で借りて読んだの失敗だった。線を引きながら 読みたい。今回は 則天去私について と「明暗」書評のみ読む。他は購入してから。 「則天去私は弟子の作った神話」 修善寺の大患後の漱石の創作態度の変化=漱石の現実逃避欲求のあらわれ。漱石にとっての則天去私=オースティン「傲慢と偏見」 漱石作品の支配的な色彩=黒、闇、夜 「明暗」 *日常生活では無力な「思想」を 芸術的に再構成して表現 *漱石は「明暗」にあらわれた人間行為を裁判 *無私、自然に没入、自己と自然を同一視 「明暗」と「道草」の比較 *「道草」と同質の日常生活の世界 *「道草」は 英国から 東京という田舎に帰ってきた物語。主題は 人間の幻滅と自己再発見 *「道草」は私小説的、「明暗」は本格的な小説

Posted by ブクログ

2014/04/05

私はここに描き出されている漱石の姿は自分とそっくりだと感じた。自我に苦しみ他者に脅かされ続けた一人の作家であり生活者でもあった漱石の像は現代にも通じる普遍性をもっているのだ。江藤淳が自身と漱石を重ね合わせるようにして著述していることも大きく影響している。江藤淳の漱石に共感する気持...

私はここに描き出されている漱石の姿は自分とそっくりだと感じた。自我に苦しみ他者に脅かされ続けた一人の作家であり生活者でもあった漱石の像は現代にも通じる普遍性をもっているのだ。江藤淳が自身と漱石を重ね合わせるようにして著述していることも大きく影響している。江藤淳の漱石に共感する気持ちが読むものに伝わるので、あたかも江藤淳を通じて漱石と気持ちを通じ合わせているような感動を呼び起こすのだ。とても励ましをもらえる本である。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品