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子どもたちの太平洋戦争
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子どもたちの太平洋戦争
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
戦前の教育がトンデモだったことを痛感する。◆戦中の教師が女生徒に不届きなことをしたことなど。◆◆八紘一宇が日蓮正宗の田中智学が作った言葉とか。◆要は、世界制覇だという。
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1931年生まれの「戦争と同居していた」著者による、太平洋戦争中の子どもの在り様を描いた本。 単純な体験談ではなく、執筆当時からの振り返っての視点などもある。 軍部などの戦争指導者や「おとな(教師)」への皮肉を込めた記述など、読んでいて思わず笑えてしまう(こういうことが、まじめに...
1931年生まれの「戦争と同居していた」著者による、太平洋戦争中の子どもの在り様を描いた本。 単純な体験談ではなく、執筆当時からの振り返っての視点などもある。 軍部などの戦争指導者や「おとな(教師)」への皮肉を込めた記述など、読んでいて思わず笑えてしまう(こういうことが、まじめに行われていたと思うと、本当に無謀な戦争をしたものだと感じます)。 著者の代表作として「ボクラ少国民」のシリーズも是非読んでみたくなった。
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★★★★ 子供の視点での'戦争”が語られている。 戦争そのものというより、戦争がもたらした生活や学校、遊びといった子供の世界を子供の目線で見せてくれる。 戦争というモノを身近なものとして、大人への批判、国家への盲信、士官への憧れ、という様々なレンズをつけながら覗か...
★★★★ 子供の視点での'戦争”が語られている。 戦争そのものというより、戦争がもたらした生活や学校、遊びといった子供の世界を子供の目線で見せてくれる。 戦争というモノを身近なものとして、大人への批判、国家への盲信、士官への憧れ、という様々なレンズをつけながら覗かせてくれる。 そして、最後には、その視点を携えて大きくなった山中氏の、戦争に向き合う国家、社会に対しての批判が語られている。 戦争というものが、より立体的なものとして自分のなかに築かれた。そんな読後感のある作品。 2015/11/21
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