1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

功名が辻 前編

芸術・芸能・エンタメ・アート

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,100

¥110 定価より990円(90%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2005/12/20
JAN 9784149233437

功名が辻 前編

¥110

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/08/31

「功名が辻」のDVD全巻を観終え、司馬遼太郎作品の原作も読破したところなので、この書を手に取るのは自然な流れである。ついつい、ドラマと原作を比べ、脚本家の大石静氏の巧妙さに感心してしまう。もし原作通りのストーリーであればこれほどハマらなかっただろう。 例えば、本作品のキーワード...

「功名が辻」のDVD全巻を観終え、司馬遼太郎作品の原作も読破したところなので、この書を手に取るのは自然な流れである。ついつい、ドラマと原作を比べ、脚本家の大石静氏の巧妙さに感心してしまう。もし原作通りのストーリーであればこれほどハマらなかっただろう。 例えば、本作品のキーワードの一つに「禁断の愛」を設定したこと。幼馴染ながら夫ある身の千代に対する六平太、実の兄へ献身的に尽くすお市の方の織田信長への愛、いとこ同士ながら主君の正室になってしまった明智光秀と濃姫、主君の妹(お市の方)に惚れ込んでしまった豊臣秀吉…。最後の一つに関しては別の作品でも描かれているが、他は大石氏の遊び心である。こんなスパイスがあると、ドラマの面白みもより深みを増す。これらを史実に絶妙に絡ませながら展開していく。他の大河ドラマとは異なり(近年でみても、平清盛、坂本龍馬などは複数ヒロイン制)、山内一豊は側室を持たないため、色恋沙汰に乏しい。そのため、周囲のキャラクターに恋愛関係を展開してもらうしかなかったのだろう。後編もさくっと読んでしまおう。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品