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曲芸師のハンドブック

クレイグクレヴェンジャー【著】, 三川基好【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヴィレッジブックス
発売年月日 2008/04/20
JAN 9784863320062

曲芸師のハンドブック

¥220

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/01/14

あたしはどーも早くページをめくりすぎていかん。 速読なんてそんな良いもんじゃないんです。 とにかく先が知りたくて!を繰り返しているうちに、 結局何の話だかわからなくて終っちゃうっていう笑。 これも、そう。 結局キアラが何だったのか、理解できずに終了。 作者は悪くない。あたしが悪い...

あたしはどーも早くページをめくりすぎていかん。 速読なんてそんな良いもんじゃないんです。 とにかく先が知りたくて!を繰り返しているうちに、 結局何の話だかわからなくて終っちゃうっていう笑。 これも、そう。 結局キアラが何だったのか、理解できずに終了。 作者は悪くない。あたしが悪い。 もういっかい読みます。 気が向いたら。

Posted by ブクログ

2009/07/16

まるで自分も何か薬を飲まされたような感覚。脳内でいろんなことが起こっていて、でも決して不快ではない。主人公ジョン・ドラン・ヴィンセントの見せる「曲芸」に酔わせてもらいました。 図書館の新刊コーナーで見つけた本です。帯にいきなり<何だ、この小説は!?>とあり、<曲芸師流仰天のラス...

まるで自分も何か薬を飲まされたような感覚。脳内でいろんなことが起こっていて、でも決して不快ではない。主人公ジョン・ドラン・ヴィンセントの見せる「曲芸」に酔わせてもらいました。 図書館の新刊コーナーで見つけた本です。帯にいきなり<何だ、この小説は!?>とあり、<曲芸師流仰天のラスト!>、<幾多の偽名を駆使する謎の患者が、医師へ仕掛ける絶妙な心理戦>とあるのを見て、めちゃめちゃ惹かれて借りてみたのでした。本書はこの作家のデビュー作で、とにかく「衝撃的」とか「面白い」とか「あっさり一流作家の仲間入り」とか、かなり絶賛されています。 カバーの折り返し部分にあるあらすじを書くと、 薬物の過剰摂取を繰り返す若者、フレッチャー。 人間観察力にすぐれ、人の目を欺くことに長けた彼は、 強制入院させるか否かを鑑定する精神科医を相手に、 虚々実々の駆け引きを繰り広げる。 精神科医とのやりとりで垣間見える 複雑な生い立ちと、恋人キアラへの深い愛――。 フレッチャーとはいったい何者なのか? まさしくこの通りです。なぜ薬物の過剰摂取を繰り返すのか。それは彼にとっては仕方のないことで、結果的にそうなってしまうだけ。だから自殺の恐れがあると判断されて強制入院させられないように、精神科医との面談が「駆け引き」になってしまう。そして<幾多の偽名を駆使する>という事情もこの辺から来ている。ここが哀しいのです。 ほんとに読後は、なんて哀しい小説、と思います。フレッチャーことジョンは、著者自身も言っているように主人公は「自己憐憫をしない」から、生い立ちは不幸なんだけど読んでいる最中はそう暗いわけでもないんです。だからこそ哀しい、というの、わかるでしょうか。 ただ帯にあった<仰天のラスト!>というのはちょっと違うかも。〈タイムアウト〉誌のコメントとして<ラストの衝撃には目をみはるものがある>とあるし、何か読み落としてたんだろうかと読み返したりもしたんだけど、そういうわけでもないみたい。どうやらこのひと言で過剰に期待させられちゃったようです。そうは言っても、仰天のラストとはいかずとも、ジョンがあることに気付いていく過程で「あらそうだったの」という静かな驚きはありました。 おもしろかったです。海外の作品を読むのはやっぱり新鮮。国内の小説を読んでいるばかりでは味わえない感覚が、脳に風穴をあけてくれる感じがします。 原書は、"The Contortionist's Handbook" です。 読了日:2008年5月24日(土)

Posted by ブクログ

2008/12/07

薬物の過剰摂取を繰り返す若者、フレッチャー。人間観察力にすぐれ、人の目を欺くことに長けた彼は、強制入院させるか否かを鑑定する精神科医を相手に、虚々実々の駆け引きを繰り広げる。精神科医とのやりとりで垣間見える複雑な生い立ちと、恋人キアラへの深い愛―。フレッチャーとはいったい何者なの...

薬物の過剰摂取を繰り返す若者、フレッチャー。人間観察力にすぐれ、人の目を欺くことに長けた彼は、強制入院させるか否かを鑑定する精神科医を相手に、虚々実々の駆け引きを繰り広げる。精神科医とのやりとりで垣間見える複雑な生い立ちと、恋人キアラへの深い愛―。フレッチャーとはいったい何者なのか?幾多の偽名を駆使する謎の患者が、医師へ仕掛ける絶妙な心理戦。曲芸師流仰天のラスト。読むものの心を捉えて離さない、注目作家の衝撃デビュー作。 20回の推敲を重ねた作品とあるだけに、文章の切れは鋭く、無駄な文章はない。精神分析、刑務所などの描写のリアリティには驚くばかり。人間存在に関する深い洞察があるのだが、サスペンス小説のようなラストに全ての出来事が氷解し、ハッピー・エンドとなる結末には、ややがっかりさせられた。

Posted by ブクログ

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