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社会学の名著30 ちくま新書

竹内洋【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/04/09
JAN 9784480064196

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商品レビュー

3.9

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2024/02/04

社会学の名著を30本、かなり分かりやすい解説の仕方で、ピックアップしてもらってる。 社会学とは何か、漠然とでも分かる。 これをスタートに社会学に踏み込んでいくといい。学生時代に何で出会わなかったのか……。 すごーく端的にいうと、「社会」の仕組みが何なのか、それを明らかに...

社会学の名著を30本、かなり分かりやすい解説の仕方で、ピックアップしてもらってる。 社会学とは何か、漠然とでも分かる。 これをスタートに社会学に踏み込んでいくといい。学生時代に何で出会わなかったのか……。 すごーく端的にいうと、「社会」の仕組みが何なのか、それを明らかにしていく。人間の営みとは何なのか、今自分たちの社会で当たり前とされている営みが、そもそも何出来上がってるのか、当たり前とされてるけど、これってそもそも何なんだ、という視点を提供している。 個人的に深く読みたいと思ったのが、ディスタンクシオン、感情労働、ギテンズ。 これもすっごく世俗的な意見になっちゃってるけど、所謂「親ガチャ」も、文化資本と経済資本の多寡によって、今後の人生決まってくよね、みたいなことじゃないか?? 感情労働も面白かった。よくよく考えると、相手の感情を害さないように自分の感情をコントロールして当たり前のように仕事してるけど、それってめちゃくちゃ不思議な営みだよね。という。そう出来るように育てられてきて、実践してるけど、社会的人間ならではの営みだし、それが出来ないと、おかしい人扱いされる。感情のコントロールで言うと、SNSとかもそうですね。 ギデンズも面白かった。あまりにも複雑化した社会である故に、突如としてその綻びが現れてコントロールできなくなる社会。感染症とかの危険は勿論だけど、それに伴って明らかに社会に綻びが生じていたな、と。通勤電車の混雑の問題視やら、ライブとか飲食の規制とそれに伴ういざこざ、SNSでの炎上とかデマ拡散とか、いまの社会だからこそ、そこに綻びが生じてしまうのねと。 ただ、これを読んだとても社会学おもしれー、理解したと思ってしまうのは禁物だろう。原著読んだら挫折するんだろうな〜。

Posted by ブクログ

2022/10/09

・とっかかりをつかみがたい社会学を驚きを伴う「おもしろさ」の観点から重要な諸理論・図書を案内してくれる。類書とあわせて読むと各理論の概略把握が進む。 ・コンパクトなので、ちょっとした時間に見返せば「思い出し」に活用できる。 ・紹介される全30書につけられた副題がいいなあと思っ...

・とっかかりをつかみがたい社会学を驚きを伴う「おもしろさ」の観点から重要な諸理論・図書を案内してくれる。類書とあわせて読むと各理論の概略把握が進む。 ・コンパクトなので、ちょっとした時間に見返せば「思い出し」に活用できる。 ・紹介される全30書につけられた副題がいいなあと思って。これだけでもどういうことを考えようとしているのが社会学か?の輪郭が見えてくるような気がする。さてどの本のことか?  ・人生は一場の戯れにしても  ・社会学という透視術  ・社会の発見あるいは社会学の発見  ・社会の幾何学  ・闘争モデルの原型  ・近代資本主義と宗教  ・コーヒー・ハウスからインターネットへ  ・顔の見えない監視  ・専門家こそ大衆  ・羅針盤とレーダー  ・メディアはメッセージである  ・どこまでも透明なネオ・リアリティ  ・保守主義は新思想  ・ナショナリズムの誕生と伝播  ・中間階級文化の哀しさ  ・「はにかみ」という美しい文化  ・義理と人情の相克  ・うけを狙う  ・日常知のほうへ  ・機能ではなく意味  ・反抗が加担に、服従が拒否に  ・想像力の学校化  ・二重の女性支配  ・巨大かつ複雑なシステム疾走  ・われらみな感情労働者  ・情けは人の為ならず  ・グローバル・クライシス  ・学問・大学・文明  ・学者的誤謬推論を撃て

Posted by ブクログ

2022/01/17

竹内洋(1942年~)氏は、京大教育学部卒、京大大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学、関西大学社会学部教授、京大教育学部・大学院教授、同研究科・学部長、関西大学人間健康学初代部長等を経て、関西大学東京センター長、京大名誉教授、関西大学名誉教授。そのほか、日本教育社会学会...

竹内洋(1942年~)氏は、京大教育学部卒、京大大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学、関西大学社会学部教授、京大教育学部・大学院教授、同研究科・学部長、関西大学人間健康学初代部長等を経て、関西大学東京センター長、京大名誉教授、関西大学名誉教授。そのほか、日本教育社会学会会長、日本学術振興会特別研究委員等審査委員会委員などを歴任。 本書は、社会学の古今東西の古典・名著から厳選された30冊について、そのエッセンスをそれぞれ6~8ページ程度で紹介したものである。 収録されているのは、ピーター・バーガー『社会学への招待』、エミール・デュルケーム『自殺論』、ゲオルグ・ジンメル『社会学』、マルクス/エンゲルス『共産党宣言』、マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、ユルゲン・ハーバーマス『公共性の構造転換』、ミシェル・フーコー『監獄の誕生』、オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』、マーシャル・マクルーハン『メディア論』、ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』、ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』、イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』、上野千鶴子『家父長制と資本制』、ウルリヒ・ベック『危険社会』等。 私は、ちくま新書版の『政治学の名著30』(佐々木毅)、『経済学の名著30』(松原隆一郎)に続いて、本書を手にしたが、本書の特徴は圧倒的な読み易さであった。著者は「はじめに」で、自らの経験を踏まえて、「世の学者たちは、解説書はいけない、原書(翻訳を含めて)を読みなさいという、原理主義ならぬ原書主義をとなえる人が多い。・・・しかし、多くの人にとっては、いきなり原書は障害物が多すぎる。だとしたら、解説書や入門書で軽いトレーニングをつんでから、原書にすすむというのが順当であるとおもう。」と語っているのだが、読み易さ、面白さを意識して本書を書いたことがよくわかる。(例えば、ボードリヤール『消費社会の神話と構造』は、田中康夫の小説『なんとなく、クリスタル』を引用して解説している!) 社会学は、政治学や経済学のように輪郭がはっきりしておらず、わかりにくい学問分野というイメージがあるが、逆の見方をすれば、「個人と社会の関わり」についての全てが対象となり、その関わり方が複雑化する現代においては、スコープは拡大することはあっても縮小することはないだろう。本書はその面白さを味わわせてくれる一冊と言える。 (2022年1月了)

Posted by ブクログ

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