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サルが木から落ちる 熱帯林の生態学 新・やさしい科学

スーザン・E.クインラン【著】, 藤田千枝【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 さ・え・ら書房
発売年月日 2008/04/01
JAN 9784378038988

サルが木から落ちる

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商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2012/08/22

表題の「サルが木から落ちる」が面白い。 木から落ちる猿のことを詳細に調査してゆく過程が面白い。 熱帯雨林で暮らすサルは、一見、のん気そうに豊富にある食べ物を食べているように思えるが、実は食用にできる植物はさほど多くはなかったという驚愕の事実。

Posted by ブクログ

2012/08/17

(2012.08.16読了)(2012.08.15借入) 副題「熱帯林の生態学」 日本経済新聞で紹介されていたので、借りてきて読んでみました。なかなか興味深い本でした。熱帯雨林で生きている植物や動物についての不思議な現象の謎を解明しようとしている人たちの話です。解明されたものもあ...

(2012.08.16読了)(2012.08.15借入) 副題「熱帯林の生態学」 日本経済新聞で紹介されていたので、借りてきて読んでみました。なかなか興味深い本でした。熱帯雨林で生きている植物や動物についての不思議な現象の謎を解明しようとしている人たちの話です。解明されたものもあるし、解明できなかったものもあります。 植物、昆虫、動物の生態を読むたびに、ダーウィンの進化論は、ちょっと違うんじゃないのかなと思ってしまいます。突然変異と自然淘汰で進化が説明できるとは到底思えません。 進化は、もっと、生物の主体的な活動のように思うのですが、皆さんはいかがでしょうか? 【目次】 はじめに 動物たちはどこにいるのだろう? 種の数は? 「サルが木から落ちる」事件 アリ植物の軍隊の謎 チョウをだますトケイソウ カエルの猛毒をさぐる 寄生、それとも助け合い? チョウの奇妙な追跡 翼のある果物どろぼう サルの糞にひそむなぞ 姿なき花粉運び屋 森の大きさはどのくらい必要か? 熱帯のシンフォニー 訳者あとがき ●毒の量は食べてみないと分からない(44頁) いくつかの植物は、葉や小枝を植物食の動物に食べられた後は、それまでより多くの毒を作りだす。同じ植物でも、動物に食べられなければ、少ししか毒を作らない。毒がつくられる様子は、このように常に変わり続けているので、サルたちはどの木の葉が毒で、どの木の葉が食べられるのか、経験から学ぶことができないのだ ●アリ植物(58頁) 熱帯林では植物の茎の中や外側で暮らしているアリが、多くの種類の植物から、すみかや特別な食べ物をもらっている。科学者はこれらをまとめて「アリ植物」と呼んでいる。ヤンセンの研究から、ある種類のアリとアリ植物の間には、非常に重要な関係があることがわかった。「アリの軍隊にいてもらわなければ、アリアカシアは、中央アメリカの乾燥した熱帯林には存在しなかっただろう」と彼は語っている。 ●周りの植物の葉の形に似せた葉を出すトケイソウ(70頁) トケイソウの葉は、同じ地域でよく見かける熱帯植物の葉と、際だってよく似ていた。トケイソウを見つけようとするときは、ある森で一番普通に見られる植物の葉の形を目印に見回し、同じ葉の形でつるがあるものを探すとよいことに気がついたのだ。 (トケイソウの葉を食べるチョウの幼虫から身を守るためということです。) (植物には、目がないと思うのですが、どうして周りの植物の葉の形がわかるのでしょう?) ●毒を持つカエルたちは、食べ物から毒を作っていた(87頁) 森の別々の地域から来た一つの種のカエルが、違った毒を持っているというデーリの発見は、目覚ましいものだ。カエルたちが、全部とは言えなくても、たくさんの毒を餌の無脊椎動物から手に入れているという彼の発見は、熱帯林のどの部分も、未知の化学物質や未知の生き物が眠っている宝の山だということを予想させる。 ☆関連図書(既読) 「春の数えかた」日高敏隆著、新潮文庫、2005.02.01 「人間はどこまで動物か」日高敏隆著、新潮文庫、2006.12.01 「ネコはどうしてわがままか」日高敏隆著、新潮文庫、2008.06.01 「セミたちと温暖化」日高敏隆著、新潮文庫、2010.01.01 (2012年8月17日・記)

Posted by ブクログ

2009/11/30

密林の一般的なイメージは(私の独断だが)、濃い緑が生い茂り、様々な形・色・種類の動植物が生息しているというもの。そのイメージは現実に事実のようだ。しかし、私は今までそれ以上のことを考えなかった。日本国内の限られた狭い範囲に住んでいたのでは全く想像もつかないような密林の生物の習慣・...

密林の一般的なイメージは(私の独断だが)、濃い緑が生い茂り、様々な形・色・種類の動植物が生息しているというもの。そのイメージは現実に事実のようだ。しかし、私は今までそれ以上のことを考えなかった。日本国内の限られた狭い範囲に住んでいたのでは全く想像もつかないような密林の生物の習慣・本能についてだ。この『サルが木から落ちる』を読んで、今まで全く興味を持たなかった生物の〝生体の謎〟について、面白い、もっと知りたいと思うようになった。 元々私は、こういう専門的なにおいのする書物を連続して読もうとしてもなかなか続かないので、間隔をあけて機会があれば、またこういった好奇心を刺激される本を読みたい。

Posted by ブクログ

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