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芝生の復讐 新潮文庫

リチャードブローティガン【著】, 藤本和子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/03/28
JAN 9784102147030

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商品レビュー

4

34件のお客様レビュー

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2024/04/02

62作の短編が収められてるだけあって、一つ一つの作品が短く、わりと淡々と読めてしまいます。 あー作家のエッセイ的なやつだな。 あーこれはかなり気合い入れたな。 みたいな感じで。 しかし巻末の「訳者あとがき」「ふたたび、訳者あとがき」、さらに岸本佐知子の解説を読むと、藤本、岸本...

62作の短編が収められてるだけあって、一つ一つの作品が短く、わりと淡々と読めてしまいます。 あー作家のエッセイ的なやつだな。 あーこれはかなり気合い入れたな。 みたいな感じで。 しかし巻末の「訳者あとがき」「ふたたび、訳者あとがき」、さらに岸本佐知子の解説を読むと、藤本、岸本の熱さに心を揺さぶられ、 あれ?もう一回読まなきゃかなという気にさせられました。

Posted by ブクログ

2024/03/16

様々な文体の掌編集。 アメリカ。 「グレイハウンドバスの悲劇」が切ない。 やらないで後悔するより、やってみて後悔するほうがいい、などとしたり顔で言う連中に読ませても、共感できないのだろうな。

Posted by ブクログ

2024/02/17

『アメリカの鱒釣り』のあとに書かれた作品を集めた短篇集。 今まで何回もパラパラと開いてきたが、読み通すのは初めてだと思う。柴田元幸の『翻訳教室』を読み返していたら、そこで取り上げられている「太平洋のラジオ火事のこと」でボロ泣きしてしまい、今が『芝生の復讐』を読むタイミングなの...

『アメリカの鱒釣り』のあとに書かれた作品を集めた短篇集。 今まで何回もパラパラと開いてきたが、読み通すのは初めてだと思う。柴田元幸の『翻訳教室』を読み返していたら、そこで取り上げられている「太平洋のラジオ火事のこと」でボロ泣きしてしまい、今が『芝生の復讐』を読むタイミングなのかもと思ったのだ。何を読んでも泣くスーパーセンシティブ状態だったけど、本当にめためたになったとき、ブローティガンの言葉がこんなに入ってくることがあるんだなと思った。 『アメリカの鱒釣り』は世界の空虚さを描きながらも言葉を使うことの楽しさ、ジョークの愉快さに満ちていたが、それに比べて『芝生の復讐』は湿っぽい印象があった。読み終わってもやっぱりそれは正しい。ブローティガン流の、比喩と現実が完全に等価であるような、言葉に置き換えられた途端にすべてが質量を失ってぺらぺら飛ばされていくような軽さはそのままなのに、笑いが消えて真顔に変わっている。自分がびしょぬれのボロ雑巾だと気づいた人間のための言葉たちだ。 記憶のスケッチから散文詩まで短い文章が集められているが、私はやはり物語風のものが好きだった。コーヒーを求めて関係を持った女たちを訪ねる「コーヒー」、1ポンドも肉を買う老婆の秘密を描いた「サン・フランシスコの天気」、安楽死させた犬の死骸を高級な絨毯で包んで葬る「冬の絨毯」。あるいは、ドライな風景描写が独特の美しさをみせる「砂の城」、夜の闇に恐怖した少年時代がありあり蘇る「許してあげよう」。 言葉が心にぴたりと寄り添い、ここに自分のための言葉があったのかと思える体験は特別だ。それがブローティガンだったというさみしさも格別だ。藤本さんの訳者あとがきも愛に満ちていて、読むと心がしみしみになる。ブローティガン、死なないでほしかったな。

Posted by ブクログ

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