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女二人のニューギニア
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女二人のニューギニア
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1079.html 2010/1/31 読み始めたら面白く、一晩で一気に読み終わる! 19...
2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1079.html 2010/1/31 読み始めたら面白く、一晩で一気に読み終わる! 1969年に出た単行本の文庫化。 先日読んだ本に紹介されていたので、ちょっと興味を持ちました。 ちょっとユーモラスな表紙に、 よくある TV番組の ”大変そうで気楽な旅行” のような内容の本だとばかり思って読み始めたら、とんでもない! 全く違った面白い本でした。 ニューギニアの未開の地で、バイタリティーのあふれる研究活動をしている 『畑中幸子さん』。 そこを気軽に訪ねることにした ”都会派の作家、有吉佐和子さん” の、びっくり仰天の旅日記。 有吉さんが畑中さんの住居まで、3日もジャングルを歩き奮闘する話も、2倍の実感を伴って読むことができた。 それにしても、大変なところへ行ったものだ! そこで何年も研究する文化人類学の研究者のフィールドワークの苦労と価値の大きさが、こういう本で紹介されるのもいいことですね。
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抱腹絶倒、驚天動地の有吉佐和子ニューギニア紀行。読み出すなり、あっという間に文化人類学者 畑中幸子の勢いにグイグイと引き擦り込まれて、振り回されて、あっと驚く結末にオマケまでついて、今年読んだ本の中では最高に面白い一冊であった。ニューギニアの未開文化もそれはそれで興味深いのだが、...
抱腹絶倒、驚天動地の有吉佐和子ニューギニア紀行。読み出すなり、あっという間に文化人類学者 畑中幸子の勢いにグイグイと引き擦り込まれて、振り回されて、あっと驚く結末にオマケまでついて、今年読んだ本の中では最高に面白い一冊であった。ニューギニアの未開文化もそれはそれで興味深いのだが、著者が「私の愚かさを天下に喧伝するのは本意でなかったが、…私がニューギニアで再発見した畑中幸子さんのことは何かに書き止めておきたかった」と語る通り、この本は女傑 畑中幸子をエスノグラフィカルに観察したフィールドワークの成果なのである。 この傑作が、現在ではもう手に入り難くなっているというのも悲しい。なにやってんだ、朝日新聞社!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残念ながら著者は若くしてなくなってしまいましたが 彼女をニューギニアに連れて行った 畑中女史は今も生きておられます。 (画像検索をすると15年ほど前の画像が出てきます) 確かに強い女性ですわ。 二つ返事で行くなんていったのが運の尽き。 まさに地獄行き(?)のニューギニアへの旅。 足は悲鳴をあげても歩かなくてはいけません!! 著者はご存知のとおりで非常に おかたいイメージの強い人でしたが ところがどっこい、この本には そんな要素は微塵もございません(笑)
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