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収容所に生まれた僕は愛を知らない
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収容所に生まれた僕は愛を知らない
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
読了。北朝鮮の収容所ではよく働く男女がご褒美に結婚させてもらえるらしく(相手は選べない)、そこで生まれて働かされ、最終的に脱北した人物の手記。とても興味深い内容だった。 (人によっては刺激が強いと思う。)
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本当の話かどうか、真実はわからないけれど、内容としては興味深い内容であった。 愛とは何か、家族とは何か。考えさせられる。
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父の兄弟が越南(北朝鮮を見限って韓国へ渡ること)したことが原因で、父と父方の祖父母が北朝鮮完全統制地区に収監された。 そこには人権というものは一切存在しない。 収容されている者は皆奴隷として扱われる。 食事はトウモロコシの粉で、しかも満足な量も与えられず常に飢えと闘う日々。...
父の兄弟が越南(北朝鮮を見限って韓国へ渡ること)したことが原因で、父と父方の祖父母が北朝鮮完全統制地区に収監された。 そこには人権というものは一切存在しない。 収容されている者は皆奴隷として扱われる。 食事はトウモロコシの粉で、しかも満足な量も与えられず常に飢えと闘う日々。 頑張った者にだけ許された結婚。 その結婚も、ある日突然保衛員に「おまえとおまえは結婚だ!」と全く知らない人と結婚をさせられる。表彰結婚だ。 拒否をするともう二度と結婚はできない。 これが収容所に生きる人の最高の幸せだったという。 そんな結婚から生まれたのが筆者の申東赫さんだ。 彼は北朝鮮の完全統制地区に生まれ、生まれながらにして奴隷の身。 奴隷が当たり前の子供が生まれる。 お互いがお互いを監視する世界。 悲しい・嬉しい・優しい・悔しいという感情がない。 人を愛することも知らない。 自分の親にさえも何の感情もない。 飢えのあまり、トウモロコシを一粒見つけては密告され殴られる。保衛員の機嫌次第では殴り殺されたりもする世界に生きていた。 母親と兄は公開処刑をされ、彼自身も火炙りにされたり指を切り落とされたりと、日本では・・・完全統制地区以外では考えられない世界がそこにある。 そしてそんな彼が必死の思いで脱出した体験記です。
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