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スタンツェ 西洋文化における言葉とイメージ ちくま学芸文庫

ジョルジョアガンベン【著】, 岡田温司【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/03/10
JAN 9784480091314

スタンツェ

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2023/02/22

初アガンベン。 中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象に到達し得ない苦悩を背負いこむ悲哀、これらを全て内包しているのがメランコリーであり、この点に、内的事象に目を向ける瞑想的世界の...

初アガンベン。 中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象に到達し得ない苦悩を背負いこむ悲哀、これらを全て内包しているのがメランコリーであり、この点に、内的事象に目を向ける瞑想的世界の一端が垣間見える。 ゲーテが『若きウェルテルの悩み』を書き上げる際に通過せざるを得なかった道でもある。 愛が矛盾を一挙に引き入れてるという視点に立つ自分からしたら、高感度の読書体験でした。

Posted by ブクログ

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