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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか アウトサイダーの時代 ちくま新書

城繁幸【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/03/10
JAN 9784480064141

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商品レビュー

3.7

168件のお客様レビュー

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2021/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和的価値観からの脱却を説いている本書。平成は「アウトサイダー」たちが活躍できる時代を望んでいた。既に時代は令和に。まだまだ昭和的価値観が残っている時代に生きている気はするが、自分自身が抜け出せていないだけなのか。。 基本的な構成としては昭和的な価値観と、その価値観に縛られないで活躍しようとする方々との対比になる。それぞれのエピソードが連続しているわけではなく、スポットスポットの紹介のようです。 ・世代間格差(ロストジェネレーション) ・正規-非正規格差 雇用の流動性が、物事を解決する方向で大事(というか正しい)と作者は言う。私も正しいと思う。職位やクラスタで賃金が決まるよりは、能力やジョブに基づいて決まるのが正しいと思う。 しかし「何を今更」と思う人間や世代がいるのもわかる。 既得権というのは、身近にあるものだなとつくづく思う。

Posted by ブクログ

2020/12/12

戦後の半世紀に渡って日本の企業で培われたのは、年功序列と終身雇用という2本のレールという「昭和的価値観」であったが、21世紀に入ってその両方ともが加速度的に崩壊を続けて行く。しかし、多くの会社はそんな価値観に縛られた働き方や規則・習慣を変えようとはしない。前項の『若者はなぜ3年で...

戦後の半世紀に渡って日本の企業で培われたのは、年功序列と終身雇用という2本のレールという「昭和的価値観」であったが、21世紀に入ってその両方ともが加速度的に崩壊を続けて行く。しかし、多くの会社はそんな価値観に縛られた働き方や規則・習慣を変えようとはしない。前項の『若者はなぜ3年で辞めるのか?』で若者の置かれた状況に警鐘を鳴らした著者が、既に3年で辞めてしまった若者たちの「その後」を追跡する。「若者はひたすら上司に従うべし」「女性は家庭に入ってさっさと辞めるべし」「正社員が勝ち組で、フリーターは負け組」というような昭和的価値観を捨てて、「自分のために」転職や独立・企業する若者たちを例に挙げ、時代が確実に変わりつつある事を実感させられる。確かにレールから外れたアウトサイダー的な生き方という選択肢もあるのだが、大多数の若者たちを救済するような根本的な打開策は未だ見えて来ない。

Posted by ブクログ

2019/08/03

新卒で入社した会社を比較的早い段階で退職した人のその後について取材して書かれている本。転職者だけでなく独立した人についても書かれている。 2008年の本だが城繁幸の問題意識はブレないなと感じる。具体的には以下の2点だ。 年齢給と解雇規制 伝統的な日本の大企業では、職能給ではなく...

新卒で入社した会社を比較的早い段階で退職した人のその後について取材して書かれている本。転職者だけでなく独立した人についても書かれている。 2008年の本だが城繁幸の問題意識はブレないなと感じる。具体的には以下の2点だ。 年齢給と解雇規制 伝統的な日本の大企業では、職能給ではなく年齢給(年功序列ともまた異なる)の給与体系である。これに解雇規制が合わさると、新卒一括採用が中心、中途採用にあたっても「ポジションに見合った能力」だけでなく「ポジションに見合った年次」であることを求めるようになる。既卒者を新卒と同じ待遇で採用することは無いく、氷河期世代のように景況に恵まれなかった世代はその後のリカバリーが難しい人の割合が高くなる。 リベラル左派の既得権益化 労働組合やマスメディアのようなリベラル左派が既得権益化し、自分と同類の者たちを守る形骸化した保守層になる。下の世代は既得権益層にに入るために努力し、若年貧困層が取り残される。

Posted by ブクログ

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