1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

遠野物語 新潮文庫

柳田国男(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥356

¥275 定価より81円(22%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1992/05/25
JAN 9784101047041

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/29(月)~5/4(土)

遠野物語

¥275

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

都会に生活していては…

都会に生活していては決して知る事の出来ない、摩訶不思議な伝説、風習の集積。

文庫OFF

2019/09/17

遠野に伝わる話の数々。一つ一つが短いので文語体が苦手でも読みきれました。改めて現代語バージョンとか読んでみたいです

Posted by ブクログ

2018/10/27

何かが繰り返される。ひとにしろ、ものにしろ、書かれた物語にしろ、記憶と肉体を持ち合はせた人間の場合、ずつと止まり続けることも、流れ続けることもできない。 口承で繰り返された物語は、他の事物と異なり、どうしたつて残りにくい。しかしそこには、書かれたものにはない、ひとびとの生活と信条...

何かが繰り返される。ひとにしろ、ものにしろ、書かれた物語にしろ、記憶と肉体を持ち合はせた人間の場合、ずつと止まり続けることも、流れ続けることもできない。 口承で繰り返された物語は、他の事物と異なり、どうしたつて残りにくい。しかしそこには、書かれたものにはない、ひとびとの生活と信条に溢れる何かが繰り返されてゐた。 どちらかと言へば閉ざされた集落。山と海に通じるこの集落には、不思議な物語がたくさん語られてゐた。山からやつて来る者。山へと消えてゆく者。死んだ者の呼び声。動物たちの働きかけ。 形がないものだからこそ、語られなければかうした不思議な存在は消えていつてしまつただらう。GPSや司法、行政が張り巡らされたこの頃、山人に連れて行かれて行方不明になるひとはまず少ない。狐は駆除や収容の対象にされ、死人は灰となつて区画整理された墓に埋められる。 遠野のひとびとに、これらの物語がどのやうな意味をもつてゐたかはわからない。戒めや規範、ある種の信仰の一助になつてゐたかもしれない。けれど、さうした観念的な何かに限らず、季節の行事や毎日の営み、あるひは隣近所との共同生活とも手を取り合つてゐたに違ひない。どちらが先かはわからない。さういふ生活があるから語り続けられた物語なのか、それともさういふ物語がある種の生活を形作るのか。おそらくそのどちらも正しく、また不十分であらう。 本来なら消えたかもしれないこれらの物語を文字として残したことは、学問をする上で大きな活路だつたと思ふ。しかし、ただ物語を集積することがこの遠野物語ではない。話すひと、それに耳を傾け、時に促したり質問するひとの影響があるからだ。口承を物語にする力、それこそ民俗学といふ学問の力ではないか。編集にあたつて泣く泣く切り落としたもの、伝へきれなかつたこともたくさんあつたはずだ。柳田先生の旅人としての側面が描かれる中、集めた語りをじつと読み返し、書きなおす姿もまた、この物語のひとつの姿だと思つてゐる。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品