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続 獄窓記
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続 獄窓記
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
★★★ 今月1冊目 刑務所を出て今度は刑務所での知的障害者などの事を講演などで世の中に知らせていく。 そして施設を作ろうとしたり法案を変えようとしたりする。 凄いパワーの議員だ
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情報のレベルで知っているのと、経験者の言葉が伝えるてくることの違いに圧倒された。 もう20年以上も前に出され当時話題になった本だったのに手にすることも、記憶にも残っていない。 (考えてみれば、その頃はまだ本を読むことが習慣化されていない頃だった。) 山本譲司さんが語る言葉の背...
情報のレベルで知っているのと、経験者の言葉が伝えるてくることの違いに圧倒された。 もう20年以上も前に出され当時話題になった本だったのに手にすることも、記憶にも残っていない。 (考えてみれば、その頃はまだ本を読むことが習慣化されていない頃だった。) 山本譲司さんが語る言葉の背景には、良くも悪くも常に1年半の刑務所生活がひかえている。 ご苦労様。でも、それだけではないのを感じる。それは、山本譲司さんの人間性があってこの経験を貴重たらしめている要因がある。 文章はちょっと硬い言葉(漢字)が頻発するので、若い人には読みづらいかもしれないが、気持ちを表現するときの向き合い方に純粋さと賢さを感じる。その漢字の硬さが後者に作用している。 この本を手にとったきっかけは『ケーキを切れない非行少年たち』(宮口幸治)だったか『「鬼畜」の家ー我が子を殺す親たちー』(石井光太)だったか、ほぼ同時に読んだから思い出せないけど、いずれにしても、犯罪を繰り返す人たちの中には知的障害者が多くいて、彼らは悪人とか、凶暴とかに属するのではなく、“小さな犯罪を犯さないと生活していけない”ループの中にいてその原因が知的障害(IQ75〜50)によることが多いということを知ったことからだった。 そしてこの知的障害者者は日本の全人口の3.5%〜4%ほどいるということが衝撃的だった。 だってこれって1クラス35人だとしたら、その中に1人いるという率になる。 そんな彼等がいったん刑務所に入ったら、その再犯確率は60%にものぼるという。それは、刑務所という施設のなかの運営環境に起因する。 このあたりの事実の記録が一番の読みごたえがあった。 「もし、自分だったら、、、」と常に考えながら読まざるおえなかったのだ。
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栃木県黒羽刑務所で知的身体的障害を持つ刑務所仲間の世話係を経験した著者が出所後、知的障害者の刑務所内外の処遇改善に取り組むことになる経緯を書いた本。 獄窓記の後日談として面白い。 日本で保護司になるには禁錮以上の犯罪歴がないことが条件ですが、ダルクのように経験者が後輩を指導する手...
栃木県黒羽刑務所で知的身体的障害を持つ刑務所仲間の世話係を経験した著者が出所後、知的障害者の刑務所内外の処遇改善に取り組むことになる経緯を書いた本。 獄窓記の後日談として面白い。 日本で保護司になるには禁錮以上の犯罪歴がないことが条件ですが、ダルクのように経験者が後輩を指導する手法で累犯を減らしている国もあることを知れました。 犯罪者について考える良いきっかけになりました。
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