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殺人株式会社 角川文庫

森村誠一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1994/08/25
JAN 9784041753262

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

ユーモアたっぷりの社…

ユーモアたっぷりの社会人ミステリー。狂った登場人物が面白いです。

文庫OFF

2020/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者おなじみの登場人物が偶然にもいろんなところでつながっているパターン。 以下は、ほとんど種明かしなので注意されたい。 最初の方に登場するカップルの女性北原美和が乱暴されるのが、6月。彼女の毛髪が、彼女の会社の専務の芦野で見つかるが、芦野は北原美和を乗せたことはないという。 一方、芦野が斡旋した真田繁美が、バイヤーの外国人に誤って殺された際に岸本に死体処理を依頼したのが9月。 それ以前に岸本と芦野の関係は蝶のコレクションつながりの飲み友達でしかない。 強請る理由もないのに、岸本が芦野の車を死体処理以前の6月に借りてその車で、芦野の会社の社員である北原美和を乱暴するのはつじつまが合わない。 作者は岸本が、交友のある芦野の会社にいる美和に以前から目をつけていたというような展開を挿し込みたかったのかもしれないが、そうであればこそ斡旋された女性の事故死は6月より前に持ってこなければいけなかった。 美和の役割は車に落ちていた「やしろ」のマッチを握ってくることだけなので、美和の乱暴の時期は多少動かしても物語の大筋は変わらないはず。美和の元彼の父に安井真知子が接近するのが、美和の事件の前でも後でも問題ないだろう。どこかの時点で岸本が奪った美和のブローチを真知子に渡して、それが元彼の父宅に放置されていればよいが、あまり直近だと真知子ー岸本のラインで逮捕で物語が終わってしまうのか。 5月 屋代時枝殺害 6月 北原美和が襲われる 9月 芦野が岸本を通じて真田繁美をバイヤーに斡旋、    繁美事故死、岸本が死体処理    岸本の強請が始まる 10月 真知子殺害 11月20日 村岡逮捕 11月25日 岸本死体発見 12月 芦野逮捕

Posted by ブクログ

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