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北朝鮮を知りすぎた医者

ノルベルト・フォラツェン(著者), 瀬木碧(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2001/06/27
JAN 9784794210623

北朝鮮を知りすぎた医者

¥110

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2023/11/11

ドイツ人の医者がカップ・アナムーアという医師の活動で北朝鮮の病院に行き、北朝鮮の実情を見た話しである。自身がやけどの患者に自分の皮膚移植をして友情メダルをもらったのでだいぶ視察ができるようになったと書いてある。実際の状況は悲惨のひとことに尽きる。 2001年なので今から四半世紀前...

ドイツ人の医者がカップ・アナムーアという医師の活動で北朝鮮の病院に行き、北朝鮮の実情を見た話しである。自身がやけどの患者に自分の皮膚移植をして友情メダルをもらったのでだいぶ視察ができるようになったと書いてある。実際の状況は悲惨のひとことに尽きる。 2001年なので今から四半世紀前のことである。現在とは少しは状況は変わっているかもしれないが、ミサイル開発でより悪くなっている可能性もありうる。  米原万里が自分の著書で紹介した本である。

Posted by ブクログ

2022/11/03

2001年出版。 著者は、北朝鮮に医療を提供するドイツ緊急医師団の一員で、1999年7月から2000年末まで北朝鮮に滞在した。 この時期は「苦難の行軍」の後半期にあたり、ひどい栄養失調に苦しむ子どもの姿が多く描かれる。また極寒の地で暖を取るために火を焚いて大火傷を負う人、農...

2001年出版。 著者は、北朝鮮に医療を提供するドイツ緊急医師団の一員で、1999年7月から2000年末まで北朝鮮に滞在した。 この時期は「苦難の行軍」の後半期にあたり、ひどい栄養失調に苦しむ子どもの姿が多く描かれる。また極寒の地で暖を取るために火を焚いて大火傷を負う人、農機で手足を切断する人などが生々しく登場する。そんな状況においても、救援物資よりも幹部のための赤ワインが先に輸入される現実や、国際社会の支援を管理する人間の横流しの疑惑について指摘している。 興味深い逸話も多く収録されている。 ちょうどこの時期に北朝鮮にやってきたプリンセス・テンコー(名前は書かれていないが)が金正日に気に入られ、北朝鮮に拉致されるのではないかというほどの恐怖を感じたのだという。著者は、党幹部らの前で芸を披露しにいく直前の彼女に頼まれ、安定剤を渡したという。 著者は当初は純粋に医療を提供するために働いていたのだろうと思われる。しかし、薬や医療技術を提供するだけでは根本的な解決にならないと考えるようになる。また、北朝鮮が隠したがる現実を公開しないことには、支援は増えない。こうしてさまざまな分野に働きかけるようになった著者を、北朝鮮は次第に疎ましく思うようになっていくのだった。 著者はある時、地方に向かう途中の道路で若い男性が死んでいるをの見つける。その体には長期間にわたって加えられた拷問の痕が残っていた。おそらく収容所からの脱走者であるその死体を目にしたことにより、著者は北朝鮮から「追放」される。 北朝鮮は著者にいう。 「いつ、どのような形で援助を必要とするかは、朝鮮側で決める。頼んだ覚えはない」 彼を追い出した北朝鮮側は、著者の所属するドイツの医師団に書簡を送り、早く500マルク相当の服を支援するという約束を履行するよう求めている。

Posted by ブクログ

2018/03/27

北朝鮮内は貧富の差が非常に大きく、それにも関わらず国民は非常に優しいことはよく伝わる。 全体的に医療関係の話が多く、わたしのような医療に関心の薄い者には向かなかった。 p100ほどでやめてしまった。

Posted by ブクログ

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