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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1999/02/01 |
JAN | 9784048731515 |
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商品レビュー
3.2
17件のお客様レビュー
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『リング』3部作の後日談的な短編集。再読。 「空に浮かぶ棺」:『らせん』で貞子の“母親”になってしまった高野舞の物語。 救いようのない状況から話が始まり、最後まで悲哀に満ちている。 ラスト、生まれたばかりの貞子が怖い。★★★ 「レモンハート」:24年前の、貞子がまだ劇団に所...
『リング』3部作の後日談的な短編集。再読。 「空に浮かぶ棺」:『らせん』で貞子の“母親”になってしまった高野舞の物語。 救いようのない状況から話が始まり、最後まで悲哀に満ちている。 ラスト、生まれたばかりの貞子が怖い。★★★ 「レモンハート」:24年前の、貞子がまだ劇団に所属していた時の物語がメイン。 当時、貞子と同期生であり恋人関係にあった遠山が、過去を思い出す形で物語が進む。 この頃から貞子が自分の能力を知っていて、明確な目的を持って行動していたように読めるのだが、 それはやや矛盾を感じるような。 そしてテープの音を聞いた人間を死に至らせる理由も良くわからない。★★ 「ハッピー・バースデイ」:『ループ』の二見馨と礼子の後日談である。 最初の頃は馨が今の世界から消滅した事に落胆していた礼子だが、 ループ界での馨の活躍に、生きる意味を見出していく。 一方の馨は、ヤマムラサダコを絶滅させるのと引き換えに命を失うが、 常に礼子とまだ見ぬ自分の息子の事を考え、満足感を得ながらの死だった。 そこに、目に見えないが確かな絆が見えてくる。キレイな終わり方であった。★★★★ 非常に大きな風呂敷を広げ、想定外の方法でその物語を収めた『リング』3部作だが、 このようなサブストーリーを読む事で色々と補完する事が出来る。 『ループ』ではハッピーエンドながらも若干心残りであった礼子のその後が、 この作品の「ハッピー・バースデイ」で描かれていたのは嬉しい限りである。 『リング』シリーズが好きであれば、オススメ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
貞子を孕んだ女がいた。女優を目指したが、叶わなかった女がいた。そして、世界を救うために死んだ夫の妻がいた。彼女たちもさまざまなモノと戦っていたに違いない。 それが恐怖の一端を担っていたとしても。「リング」「らせん」「ループ」「エス」「タイド」と読み進めこれが本当に最後の最後。リングシリーズの空白を埋める短篇集。ぶっちゃけると今まで読んできた中で一番面白かった。シリーズを通して読んでいると「おっ、なるほど」と思うシーンがたくさんある。
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