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爆笑問題のニッポンの教養 哲学ということ 哲学
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爆笑問題のニッポンの教養 哲学ということ 哲学
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商品レビュー
3.4
13件のお客様レビュー
論理トレーニングを読んだことをきっかけに購入。是非動画で見てみたかったが、とりあえず書籍で。。言葉を用いてわーっと考える合間に、それを忘れる坐禅の時間を持つ部分には強く共感。
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こうやって活字になると、より面白さが分かります。 というのは、ぼくが活字側にいるからなのかもしれません。 TVを観ていても、なんか途中がすこっと抜けていたりするのです。 TVだけじゃなくて、映画やDVDなんかの映像作品ならほぼ同様。 勿論、sceneが丸ごとというのではなく、台詞...
こうやって活字になると、より面白さが分かります。 というのは、ぼくが活字側にいるからなのかもしれません。 TVを観ていても、なんか途中がすこっと抜けていたりするのです。 TVだけじゃなくて、映画やDVDなんかの映像作品ならほぼ同様。 勿論、sceneが丸ごとというのではなく、台詞一つとか。 たぶん、注意力が散漫なのでしょう。 そもそも、本を読む時にもその傾向は多分にあります。 最初の数頁で、その作品の「拍子」を取り始めるのです。 そして、あとはその「拍子」に乗りながら読み進めていく。 なので、あえてずらしたような表現は、すっと読み飛ばしてしまったりします。 細かい描写云々ではなくて、全体の雰囲気を読んでいる感覚。 となれば当然、こう、バシッと決まった台詞以外はうろ覚えになったりです。 それどころか、細かい状況なんかが全く頭に残ってなかったり。 さらには、最初に「拍子」が取れない作品は読めなかったりもします。 いろんな作品を読んだあとに読むと、するすると読めたりもするのですけれど。 だから、海外作品を読む時には、訳者さんの質が重要になるのです。 とんでもなく話が脱線しました。 無理やり元に戻すと、こういう傾向だから、書籍化は有り難い。 本書が優れているのは、脚注でしょうね。 書籍化に当たって、こういうことに気が利くというのは素晴らしいと思います。 そしてこの脚注、非常に気が利いています。 多すぎず少なすぎず、必要最小限で的確に本文を支持しています。 脚注こうあるべき、というお手本のような脚注です。 所々に挿入される小話も巧いです。 本文の主題に沿っていて、それでいて巧く気を逸らせるような。 これも、小話の見本のような小話だと思います。 とてもよく纏まっていて、気軽に読める一冊でした。 NHKらしい安定感と、その上に積まれた「自由さ」。 番組の面白さを活かしつつ、書籍ならではの要素も活かされています。 野矢茂樹氏の「日常の哲学」。 「心って何?」を主題にして、興味深い議論が読めます。 「哲学のプロ」野矢茂樹。 「言葉扱いのプロ」爆笑問題。 一見すると異分野で、でも根っこのところでは繋がっている組み合わせ。 どちらか一方だけでは出てこなかったであろう問いが、沢山出てきます。 とりあえず、爆笑問題が羨ましい。
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- ネタバレ
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「心って何?」これが全体的なテーマでしたね。まぁ、相変わらずの太田の反論。田中の素朴な質問。 ちょっと小難しんですが読み終わるとなんか落ち着く内容でした。 特に終わりにある野矢先生の感想はためになります。「哲学」というそれ自体がよくわからんものを社会で役に立てるヒントがあるかもしれません。 哲学では日常茶飯事と言われる。 自分の意見→批判→誠実な対応→修正・訂正→パワーアップ。 これは全てにおいて大切なんでは無いかと思いますね。 それに「無」にはなれない座禅と簡単に体験できる水風呂。これは一度やってみようかな(笑)
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