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手紙。 ピュアフル・アンソロジー ピュアフル文庫

小手鞠るい, 安西みゆき, 梨屋アリエ, 神田茜, 草野たき, 若竹七海【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ジャイブ
発売年月日 2007/11/18
JAN 9784861764547

手紙。

¥220

商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2015/10/22

アンソロジー。 多分一人の作家さんだと物足りないけれど これだけ多様な短編が集まると面白い。 ティーンが主人公で 彼等の必死さが 等に過ぎ去った身としては懐かしいのだけれど、確かに当時は交友関係大変だった。。 それぞれ他作品も読んでみたい。 小手鞠るい 「あした咲くつぼみ」...

アンソロジー。 多分一人の作家さんだと物足りないけれど これだけ多様な短編が集まると面白い。 ティーンが主人公で 彼等の必死さが 等に過ぎ去った身としては懐かしいのだけれど、確かに当時は交友関係大変だった。。 それぞれ他作品も読んでみたい。 小手鞠るい 「あした咲くつぼみ」 切ない。。大人風にさらっと。 安西みゆき 「グラノラトフィーバー」 女子高ならではの関係が甘酸っぱい。 梨屋アリエ 「雲の規格」 結末が意外だけれど現実はこんなかも。 神田茜   「赤い紙袋の中」 物語ならではだけど青春ドラマの様。 草野たき  「ヒーロー」 一番強烈に残った。二人とも強い。 若竹七海  「読めない手紙」 変わり種。個性的な登場人物達。

Posted by ブクログ

2014/04/13

「手紙」をテーマにしたアンソロジー。姫野カオルコの全編「手紙」という小説『終業式』のような印象はないが、それなりに楽しめた。 収録作のなかでは梨屋アリエの「雲の規格」がおもしろかった。主人公・河野健治の「オレはモテ男で、人気者で、すごい奴」だという自意識と、そこからうまれる同級...

「手紙」をテーマにしたアンソロジー。姫野カオルコの全編「手紙」という小説『終業式』のような印象はないが、それなりに楽しめた。 収録作のなかでは梨屋アリエの「雲の規格」がおもしろかった。主人公・河野健治の「オレはモテ男で、人気者で、すごい奴」だという自意識と、そこからうまれる同級生に対する「オレが1番で、あいつら2番以下」みたいな認識と、その間で「こんな弱みは見せられん」といったぐちゃぐちゃした感情や下心なんかがうずまくあたり。 河野が、友人でクラスメイトで同じ部活仲間の福田和磨を、いつもの教室ではなくて生物室で弁当を食おうと誘ったときに、福田のほうが「ぼくはね、生臭くて埃っぽい生物室で、男と二人きりで弁当を食うのを愉快に感じるような変態男ではないんだな」(p.81)というあたりは、河野や福田の性のありかたがどうであるにせよ、こういうセリフが出てくるところに、なーんかカナシイものを感じる…(ホモフォビア=同性愛嫌悪はいやなくらい蔓延しているので、自分の性のありかたとは別に、拒否のポーズをとる人は多い)。 若竹七海の「読めない手紙」に出てくる、絶縁状は赤い手紙というのは、どうもわからなかった。「真っ赤な封筒で手紙をもらう」、それが意味するところは「絶交」だと書いてあるのだが、そういう風習(?)の地域(?)あるいは学校(?)もあるのか?あるいは小説の中の創作なのか?(舞台となる高校が山の上にあって、曲がりくねった800メートルの山道が通学路、しかもそこでは「何が起こるか分からない」と新入生歓迎会でさんざん脅されるとか、山道を登っての通学で毎晩眠れないくらい筋肉痛だ、という設定もなかなかすごい。) (3/17了)

Posted by ブクログ

2013/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちょくせつ言えない気持ちを、手紙にしたためて。 うーん、なんかちょっと中途半端な話が多かった印象。短すぎて、「え、これで終わり?」みたいな。 安西みゆき「グラノラトフィーバー」は、お菓子に思いを託す女子校の話。よくある感じだけど、なんかよかった。 草野たき「ヒーロー」は、オチがシュール。狂気を感じた。完成度でいうとこれが一番好き。 若竹七海「読めない手紙」は、ちょっと懐かしい時代(?)の雰囲気漂う女子高生三人組の友情モノ。続きが読みたくなる。

Posted by ブクログ

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