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英国策論
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英国策論
¥220
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
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英国公使パークスの着任から幕府と長州藩の間での第二次長州戦争を巡る英国の外交政策を、パークスやサトウ、ウィリスなどの日記をもとに分析している。物語があまり進展しないので、読んでいて眠くなるが、内容は濃い。本巻はパークスが主人公である。
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パークス着任と直後の神戸遠征を経て幕府の正統性について実態とのかい離が認識されるなか、サトウが匿名で本題の英国策論を出稿。天皇主権で将軍家、有力大名からなる合議制を説くものだ。その後はパークスが薩摩、宇和島を訪問し大名との接点を築き始めるなか、第二次長州征伐が始まった。この時期の...
パークス着任と直後の神戸遠征を経て幕府の正統性について実態とのかい離が認識されるなか、サトウが匿名で本題の英国策論を出稿。天皇主権で将軍家、有力大名からなる合議制を説くものだ。その後はパークスが薩摩、宇和島を訪問し大名との接点を築き始めるなか、第二次長州征伐が始まった。この時期の英国の内政不干渉の姿勢は一貫していることがわかる。本巻のサトウの出番は英国策論だけでパークスばかりだ。
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幕末、外国諸国が、幕府と天皇制の曖昧さに理解が及んでいなかった中で、早くから、朝廷を中心に雄藩連合が主導権を握るべきと論じたアーネスト・サトウの先見性に脱帽。そして、幕末の志士が彼の論に影響を受けていたことを考えると、アーネスト・サトウこそが幕末維新の陰のオピニオンリーダーでった...
幕末、外国諸国が、幕府と天皇制の曖昧さに理解が及んでいなかった中で、早くから、朝廷を中心に雄藩連合が主導権を握るべきと論じたアーネスト・サトウの先見性に脱帽。そして、幕末の志士が彼の論に影響を受けていたことを考えると、アーネスト・サトウこそが幕末維新の陰のオピニオンリーダーでったともいえる。
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