- 書籍
- 書籍
インド放浪
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
インド放浪
¥220
在庫なし
商品レビュー
2
2件のお客様レビュー
古き日のインドの情景が目に浮かぶ。あらゆるものが流れてくるガンジス川。貧しい子供たち。暑い景色を淡々と描写する筆はまるでカミュの「異邦人」の世界のよう。鴉、火葬、少年、死神と「死」を意識するエッセイが多いのは、やはりヒンドゥの世界がそれを感じさせるのか。ヒンドゥを感じるのは特に7...
古き日のインドの情景が目に浮かぶ。あらゆるものが流れてくるガンジス川。貧しい子供たち。暑い景色を淡々と描写する筆はまるでカミュの「異邦人」の世界のよう。鴉、火葬、少年、死神と「死」を意識するエッセイが多いのは、やはりヒンドゥの世界がそれを感じさせるのか。ヒンドゥを感じるのは特に7章の「ヒンドゥ」「ぼくは歩んだ。出会う人々は悲しいまでに愚劣であった。悲惨であった。滑稽であった。軽快であった、はなやかであった。高貴であった。荒々しかった。世界は良かった。そして美しかった。旅は無言のバイブルであった。自然は道徳であった。沈黙はぼくをとらえた。そして沈黙より出た言葉はぼくをとらえた。」「我々の中に失われつつあるもの。そのどれをとってもヒンドゥだ。」著者20歳代の若き日の放浪記。インドとの出会いのインパクトは大きい。
Posted by
後半のほうが若々しい文章でいい。 前半の文章はちょっと気を抜くと影響を受けてしまう。 人間は犬に食われるほど自由だ この文言はどの本ででてくるのかなぁ
Posted by