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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/10/10 |
JAN | 9784334743208 |
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
短編連作 探偵役は劇団を作ろうとしている男の人で、その人がいろんな人の謎を解いていきながらメンバーを集める話 まあまあ面白いんだけど、探偵役の人の性格があんまりパッとしない感じ
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十年以上前の作品を今頃読んで言うのもなんだけど、これはおもしろい。探偵役が劇団を作ろうとしている役者で、その造型がユニークでとてもいい。好きな作者なのに、なんで今まで読まなかったんだろう。 あとがきでちょっと触れられているとおり、「飯村さん」のことだけは引っかかるが(どこで出て...
十年以上前の作品を今頃読んで言うのもなんだけど、これはおもしろい。探偵役が劇団を作ろうとしている役者で、その造型がユニークでとてもいい。好きな作者なのに、なんで今まで読まなかったんだろう。 あとがきでちょっと触れられているとおり、「飯村さん」のことだけは引っかかるが(どこで出てきたのかなあと何回も前を見てしまった)、それを除けば構成も秀逸で、とても楽しく読めた。続篇はないのだろうか。
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日常派の連作ミステリ、ではあると思うのですが、少々異色な感もある1冊。探偵役が2人というのが何と言っても独特ですし、劇団を立ち上げながら謎を解いていく、という舞台装置もなかなかに面白いです。 主宰者である度会は、最初は本っ当嫌な奴だったのですが、誰も彼もがこの青年探偵に魅かれて...
日常派の連作ミステリ、ではあると思うのですが、少々異色な感もある1冊。探偵役が2人というのが何と言っても独特ですし、劇団を立ち上げながら謎を解いていく、という舞台装置もなかなかに面白いです。 主宰者である度会は、最初は本っ当嫌な奴だったのですが、誰も彼もがこの青年探偵に魅かれていくというのが何とも不思議。最後は随分とハートウォームな話になっており、紆余曲折を経たキャラクターたちが皆優しさを帯びていてほっとさせられます。 結末に至るまでの各話の運びが実に上手く、お見事、と声を上げたくなる佳作です。ただ、タイトルの意味する所が今ひとつ不明確である感がするのは少々残念。
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