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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2006/06/20 |
JAN | 9784004310211 |
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日中関係 戦後から新時代へ
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日中関係 戦後から新時代へ
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
日本が戦後に平和条約を結んだ相手は、中国ではなく台湾であり、蒋介石は日本人戦犯に対して寛大だった。この事実は当然中国国民の強い反発を招いた。しかし、当時の日中関係は①冷戦(対ソ戦略上の理由)②対米関係(対ソ戦略上の理由で対米和解に近づきたく、連合国が日本に寛容で米国の対日政策は重...
日本が戦後に平和条約を結んだ相手は、中国ではなく台湾であり、蒋介石は日本人戦犯に対して寛大だった。この事実は当然中国国民の強い反発を招いた。しかし、当時の日中関係は①冷戦(対ソ戦略上の理由)②対米関係(対ソ戦略上の理由で対米和解に近づきたく、連合国が日本に寛容で米国の対日政策は重視しなければならなかった)③対台湾関係(日本と台湾を引きはがして日中関係を構築したかった)に強く制約されていたことや、毛沢東が日本軍国主義者と日本人民を区別していたことなどから、日本が体中国侵略戦争を深く反省することを前提として、中国は対日賠償請求を放棄し、中国が日本に譲歩する形で日中国交正常化に至った。これらはほとんど毛沢東や周恩来の2人だけで決断され、中国国民との禍根を残すことにもなった。 しかし、、特に90年代半ば以降、首相らの靖国神社参拝や日本政治家の侵略戦争を否認するような発言、歴史教科書問題などにおいて、日本人の戦争観の変容を意味するイデオロギーの内実が公に露呈するようになり、中国人民側の反発を招いているというのが実情だ。
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日中関係に知りたくて読書。 非常に中立的で読みやすい印象。好む好まざるに関係なく今後も付き合っていく必要がある日本と中国。経済については一蓮托生の存在となりつつある。 日本は戦後はすでに終わっている認識。中国は戦後はまだ終わっていない認識は、なるほどと感じる。 日本のために...
日中関係に知りたくて読書。 非常に中立的で読みやすい印象。好む好まざるに関係なく今後も付き合っていく必要がある日本と中国。経済については一蓮托生の存在となりつつある。 日本は戦後はすでに終わっている認識。中国は戦後はまだ終わっていない認識は、なるほどと感じる。 日本のためにもどうやってバランスをとっていくのかが大切となると思う。 日中戦争終結後からの日中の通史を知ることができる。特に2005年の反日デモの背景、内容、その後の動きは改めて勉強させてもらうことができる。 靖国神社の問題は著者の意見に賛同する部分がある。中国側へ配慮することは決して日本として先人をないがしろにするような問題ある行動とは言えず、むしろ現実的な対応とも思える。 本書は日本領事館大連出張所でお借りしています。有り難うございます。 読書時間:約50分
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21世紀に入って時あで地域主義が強まるのは、1997年の通貨危機で東アジア諸国の一体感が強まったこと、アジア通貨基金など日本がアジアで初めてイニシアティブをとったこと、アジアの大国に躍り出た中国が新地域主義外交に転じたため。だが、地域の核心となる韓国中国との和解が終わっていない日...
21世紀に入って時あで地域主義が強まるのは、1997年の通貨危機で東アジア諸国の一体感が強まったこと、アジア通貨基金など日本がアジアで初めてイニシアティブをとったこと、アジアの大国に躍り出た中国が新地域主義外交に転じたため。だが、地域の核心となる韓国中国との和解が終わっていない日本が対米機軸をいっそう強めれば、日本はアジアの一員なのか、という問いを再び浴びかねない
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