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刀狩り 岩波新書

藤木久志(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2005/08/19
JAN 9784004309659

刀狩り

¥550

商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2018/11/14

刀狩り令や廃刀令の再評価、近世における百姓の鉄砲所持の実態、GHQによる武器の没収など、読み応えのある一冊。 江戸時代以降の日本人の武器使用自制という理解も面白い。結局、武器が人を殺すんじゃなくて人が人を殺すってことだ。憲法改正やアメリカの銃規制問題等々を考えるときにまた読みな...

刀狩り令や廃刀令の再評価、近世における百姓の鉄砲所持の実態、GHQによる武器の没収など、読み応えのある一冊。 江戸時代以降の日本人の武器使用自制という理解も面白い。結局、武器が人を殺すんじゃなくて人が人を殺すってことだ。憲法改正やアメリカの銃規制問題等々を考えるときにまた読みなおしたい。

Posted by ブクログ

2018/08/10

近世社会で帯刀が許されたのは武士のみである。当り前過ぎることだが、「帯刀」の意味を良く知らないでいた。 帯刀とは、大小2本の刀を差すこと、二本差しのことである。1本では帯刀とはいわない。 やくざの渡世人は、股旅映画で長ドスという刀を差しているが、1本なので問題ないのだろう。 庶民...

近世社会で帯刀が許されたのは武士のみである。当り前過ぎることだが、「帯刀」の意味を良く知らないでいた。 帯刀とは、大小2本の刀を差すこと、二本差しのことである。1本では帯刀とはいわない。 やくざの渡世人は、股旅映画で長ドスという刀を差しているが、1本なので問題ないのだろう。 庶民は短い脇差一本である。伊勢参りなどでも携行した。庶民は刀を持てないのではない。しかし1本なので帯刀ではない。庶民の刀は、護身用でもあるが、信仰的な御守りのようなものなのだろう。だいぶ重量はある。大正生れの父の代までは、寝室の床の間に刀が飾ってあったが、民俗学的にも寝室に置くものらしい。亡くなったとき掛け布団の上に守り刀である脇差しを置いた。 有名な秀吉の刀狩りとは、刀を没収したのではないらしい。農民たちは武器としての刀は、一揆の際にも使用することはないとのこと。 大量の刀の没収が行われたのは、戦後のマッカーサーの刀狩りのときで、刀の多くは米兵の日本土産となったらしい。信仰的に重要な守り刀であるという意識が日本人から消えて行ったのが、素直に刀を差出した原因とのことで、そんなことが書いてある本である。 藤木久志『刀狩り』 (岩波新書)は、2005年 岩波書店。

Posted by ブクログ

2017/12/12

武器の一掃と思っていたけど、その実、所持、帯刀、使用の権利があり、地域の違いなど指摘されてみればおかしいと思うものでも漠と信じ込んでいるものがたくさんあるもんだ。

Posted by ブクログ

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