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資本論(2) 岩波文庫

カール・マルクス(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1992/10/01
JAN 9784003412527

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資本論(2)

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商品レビュー

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2024/04/17

#2 2024/4/17 生産で使用する物資のほとんどは加工物であり、 綿、木版、ネジ、鉱物 それを購入して加工、付加価値をつけて販売する。種子は過去に人が作ったものなので、こういった自然物も加工品と呼べる。 労働はこれらの原料と同じで、資本家が購入する物資のように捉えること...

#2 2024/4/17 生産で使用する物資のほとんどは加工物であり、 綿、木版、ネジ、鉱物 それを購入して加工、付加価値をつけて販売する。種子は過去に人が作ったものなので、こういった自然物も加工品と呼べる。 労働はこれらの原料と同じで、資本家が購入する物資のように捉えることができる。 原料と労働を購入して付加価値をつけた物資を作り販売してお金を産むのが資本の流れだ。

Posted by ブクログ

2023/03/16

本書を読むと、資本主義社会は人の欲望を悉く見える化し、それにより社会の変化や発展を急激に加速させたのだということがよく分かる。この分冊では、(主に工場における)劣悪な環境を生々しく描くことにより、資本の持つ残虐さを自分たちに伝えてくる。(もちろんそれは、急激な変化に対して試行錯誤...

本書を読むと、資本主義社会は人の欲望を悉く見える化し、それにより社会の変化や発展を急激に加速させたのだということがよく分かる。この分冊では、(主に工場における)劣悪な環境を生々しく描くことにより、資本の持つ残虐さを自分たちに伝えてくる。(もちろんそれは、急激な変化に対して試行錯誤する社会、という一面もあり、全てが全て資本のせいだとは言えないのだけども。) 本分冊を読んで最も感じたのは「技術の発展・機械の導入によって、自分達の仕事がどんどんなくなっていく」という認識は誤りだということだ。本書を読んで、仕事はなくなっていくのではなく「誰でもできるもの」になってしまったのだと分かった。つまり、機械の導入は私達の仕事を減らすのではなく、その姿を変え、敷居を下げ、私達でない誰かに仕事の主体を移すに過ぎないということだ。 現代社会でいえば、その「誰か」は最早人ではなく、AIということになってくるのだろうか。そしてそんな社会が完成したとき、自分達はAIに情報を垂れ流すだけの、個と乖離した1つの「データ」にすぎなくなってしまうのだろうか。資本論が描いたものと違う時代にあるとはいえ、その変わらない性格が現代社会にどう作用していくのだろう、ということはこれから勉強していきたいし、考えながら生きていきたい。

Posted by ブクログ

2020/06/13

ようやく岩波文庫の(二)を読了。目次に第1巻とあるのは何故だろう、と訝しんだが資本論というのは第3巻まであって、その第1巻が岩波文庫の(一)〜(三)に相当するのだということを初めて知る。先は長い。  (一)に比べて圧倒的に読みにくい。19世紀の西洋世界の製造業における労務関係の...

ようやく岩波文庫の(二)を読了。目次に第1巻とあるのは何故だろう、と訝しんだが資本論というのは第3巻まであって、その第1巻が岩波文庫の(一)〜(三)に相当するのだということを初めて知る。先は長い。  (一)に比べて圧倒的に読みにくい。19世紀の西洋世界の製造業における労務関係の諸問題が実例を豊富に用いることで実証的に説明されているが、率直にいって過多である。しかしいくつかの実例は、特に工業化を推し進めあくなき価値増殖の追求を試みる初期資本家の獰猛さが感じられて興味深い。    価値を商品に移転させるのみの労働(不変資本)と、価値を創造する労働(可変資本)。この「労働の二面性」の存在を本能的に嗅ぎとった資本家たちは、価値を創造する剰余労働時間を最大化すべく、生産力を上げて商品を低廉化するため人的労働力を機械に置き換えることで、「相対的剰余価値」を増加させ「特別利潤」を得ようとする。本書を要約するとこんなところか。  ここでの「資本」という言葉の使い方が面白いと思った。現在この言葉に込められる「元手」や「利益の集積」といったニュアンスはほとんどなく、あくまで労働から商品へと移転されたり付加されたりする「価値」を流通させる媒体のようなイメージ。マルクスという思想家には、勃興する工業化社会の裏側にこういう価値の流れが透けて見えていたのだ。「流れ」で価値を測るから質より量が重視される。マルクスが幾度となく「量が問題だ」と繰り返すのもなんとなく肯ける気がする。

Posted by ブクログ

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