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メルヒェン集 盗賊の森の一夜 メルヒェン集 岩波文庫

ヴィルヘルム・ハウフ(著者), 池田香代子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1998/08/19
JAN 9784003246719

メルヒェン集 盗賊の森の一夜

¥330

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2022/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は種類で言うとメルヘン、つまり寓話集である。子供向けかもしれないが、面白く含蓄のあるこういった話は、大人でも読む価値があると思う。この本の中で通底しているメッセージは、欲に目がくらむとろくなことにならない、足るを知るべきである、ということである。物質的豊かさではなく精神的豊かさを求めて、これからの人生を歩んでいきたい。

Posted by ブクログ

2013/10/15

折に触れて再読する一冊。同宿した客たちが,盗賊の襲撃に備えるために,代わる代わる物語を話して夜を過ごす。"ザイードの運命"では折り目正しく育ったお金持ちの2代目ザイードが,意地汚い所業をせずに振る舞った事で,却ってカリフに気に入られて,より優雅な生活になるとい...

折に触れて再読する一冊。同宿した客たちが,盗賊の襲撃に備えるために,代わる代わる物語を話して夜を過ごす。"ザイードの運命"では折り目正しく育ったお金持ちの2代目ザイードが,意地汚い所業をせずに振る舞った事で,却ってカリフに気に入られて,より優雅な生活になるという顛末。"鹿の銀貨"は気難しい領主のもと,気持ちの優しい第1夫人と長男,業つくな第2夫人と双子の次男三男という対比。領主の資産は最後には銀貨1枚になってしまう。説話其々は示唆的だが,若い作者による荒い進行という印象。訳者の解説の方が面白い。

Posted by ブクログ

2013/10/09

枠物語という形式が大好きなのは、このハウフの「隊商」を小学生の時に読んだからだろう。この話は、寝込みを襲われないように、宿の一夜を朝までひとりずつ物語して起きていよう、というのがその枠だが、枠のストーリーもおもしろい。物語の内容が枠物語にも関わったりしてくると「語りのレベル」の不...

枠物語という形式が大好きなのは、このハウフの「隊商」を小学生の時に読んだからだろう。この話は、寝込みを襲われないように、宿の一夜を朝までひとりずつ物語して起きていよう、というのがその枠だが、枠のストーリーもおもしろい。物語の内容が枠物語にも関わったりしてくると「語りのレベル」の不安定さ・足元をあやうくするような墜落感がまた一興。再読してみて、解説にもあった、ドイツ人にとってのオランダ人=資本主義的繁栄の象徴、のイメージが鮮やかなのがおもしろかった。

Posted by ブクログ

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