- 書籍
- 文庫
狭き門
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
狭き門
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自己を犠牲にしてまでも得る神への愛は本当に正しいのか。それは狂気ではないか。 死を持ってしか得られない愛なぞ意味があるのか。 自分の中に信仰心がないので理解が難しかったが、終盤のアリサの日記が心に残る。 彼女のように生きたいと思った事がかつての自分にもあったので、叶わない美しさをみた気がする。
Posted by
道成寺から大阪城公園、鴨川と旅先の桜を眺めながら腰を下ろして読書するという贅沢をしました。ノーベル賞作家の代表作です。アリサとジェロームの恋は焦ったく、そしてまた、痛ましい。でも、この恋の構図は宇治十帖の大君と薫に重なります。これはどういうことでしょう。そう思ってネットをみると同...
道成寺から大阪城公園、鴨川と旅先の桜を眺めながら腰を下ろして読書するという贅沢をしました。ノーベル賞作家の代表作です。アリサとジェロームの恋は焦ったく、そしてまた、痛ましい。でも、この恋の構図は宇治十帖の大君と薫に重なります。これはどういうことでしょう。そう思ってネットをみると同様の指摘がずいぶんとありました。ちなみにジイドの実人生と重なるそうで、その辛さは本作で昇華できていればいいですね。
Posted by
主人公がアリサを犠牲にするのを正当化するかのような小説。アリサが魅力的だが、そのアリサに最後にあった時に衰弱しているのを見ると虚しくなってしまう。
Posted by