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氷葬 文春文庫

諸田玲子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2004/01/08
JAN 9784167677015

氷葬

¥220

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

夫の知り合いと名乗る…

夫の知り合いと名乗る男に陵辱され、殺してしまった妻。闇に紛れ死体を女手で運び、湖に捨てます。しかし、殺された男を探す者たちが家にやってきて・・・。死体を隠そうとするまでの心理、追いつめられていく心理、自分もこの時代でこんな状況だったらそうしただろうと思わせる展開で、無理なく読めま...

夫の知り合いと名乗る男に陵辱され、殺してしまった妻。闇に紛れ死体を女手で運び、湖に捨てます。しかし、殺された男を探す者たちが家にやってきて・・・。死体を隠そうとするまでの心理、追いつめられていく心理、自分もこの時代でこんな状況だったらそうしただろうと思わせる展開で、無理なく読めました。芯の強い女性を描いているので、主人公にいらいらすることもなく、明るい話でもないのにすいすい読んじゃいます。

文庫OFF

2013/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下級藩士の妻芙佐は、岩槻藩士の夫が江戸出府中のため、城下から二里あまり離れた黒濱村の老夫婦の隠居宅に移り住んでいた。老夫婦と女中のお初だけの芙佐の寓居に、夫と江戸の学問所が同じだった侍・守谷虎之助が訪ねて来た。守谷は自藩の厄介ごとのために、江戸へ参る途上で、追手に追われる身で、芙佐に書状を託すとともに、一夜の宿を借りたいと頼み込んだ。爬虫類を思わせる目鼻立ちや体を嘗めまわすよう視線に薄気味悪いものを感じながらも、夫の顔をつぶすこともできずに、守谷を泊めることになった…。2012/10/18図書館 読了。

Posted by ブクログ

2007/09/26

時代小説ながら、サスペンスタッチ。次のページをめくるのが怖いテンポ良い作品。時代考証や現実性は別として、さすが諸田玲子!!

Posted by ブクログ

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