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スパイ武士道 集英社文庫

池波正太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1977/06/01
JAN 9784087500349

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スパイ武士道

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商品レビュー

3.5

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2023/05/29

日本海に面した10万石の筒井藩に潜入し、一子相伝で幕府隠密の秘密を守ってきた弓家。9代目の虎之助の代にあっても忍びの修行怠りなく、公儀の密命に当たれるというのがワクワクさせる。本筋は、公儀が筒井藩の埋蔵金に目を付けたことから始まった騒動の中、筒井理右衛門老中も良い味を出していた。...

日本海に面した10万石の筒井藩に潜入し、一子相伝で幕府隠密の秘密を守ってきた弓家。9代目の虎之助の代にあっても忍びの修行怠りなく、公儀の密命に当たれるというのがワクワクさせる。本筋は、公儀が筒井藩の埋蔵金に目を付けたことから始まった騒動の中、筒井理右衛門老中も良い味を出していた。堀口左近老中の妹の豹変ぶりは、著者の、というよりその時代の女性観の現れであろうが、今読むと少し引いてしまうな~

Posted by ブクログ

2021/05/22

摩訶不思議な読み口のエンタメ時代小説。 序盤でとてつもない任を帯びる虎之助。北陸の小藩に本当にそんな秘密が?一体どうなるのか! 加賀ッ原の戦いのアクションでいや期待は高まる…のだが、その後手掛かりがなくどんどん年月が経ち、藩政の腐敗は進み、色に溺れる虎之助。 義か利かの狭間で...

摩訶不思議な読み口のエンタメ時代小説。 序盤でとてつもない任を帯びる虎之助。北陸の小藩に本当にそんな秘密が?一体どうなるのか! 加賀ッ原の戦いのアクションでいや期待は高まる…のだが、その後手掛かりがなくどんどん年月が経ち、藩政の腐敗は進み、色に溺れる虎之助。 義か利かの狭間で揺れた結果の大立ち回りは爽快なのだが、そこに至るまでのひとつの物語としてはやや緊張感を損なっているような。 特に鍵となる「八万両」の結末については本当にがっかり。 51刷 2021.5.22

Posted by ブクログ

2020/08/19

江戸幕府開府という時代構成からして おお、そこか…! と思い、図書館で借りた本。 やたら主人公が人間らしい欲のある人物。 そこがあえていい感じ。

Posted by ブクログ

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