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青春を山に賭けて 文春文庫

植村直己(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 1977/01/08
JAN 9784167178017

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商品レビュー

4.4

36件のお客様レビュー

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2010/05/28

わが国有数の冒険家と…

わが国有数の冒険家として名を馳せた植村直己氏の自伝です。とにかく、心が励まされます。

文庫OFF

2010/05/28

山に命をかけた植村直…

山に命をかけた植村直己さんの話。ドキドキワクワクおもしろいです。

文庫OFF

2019/06/13

明大で山岳部に入る頃から、五大陸最高峰の単独登頂を果たすまでの手記。 (ヤマ屋のバイブルのひとつらしい。ヤマケイ誌の読者投票でも、8位に入っていた) * 読中、何度も浮かんで来たのは「愚直」という単語だった。あだ名は「ドングリ」だった。不器用だった。でも逆にそれをバネにして、余...

明大で山岳部に入る頃から、五大陸最高峰の単独登頂を果たすまでの手記。 (ヤマ屋のバイブルのひとつらしい。ヤマケイ誌の読者投票でも、8位に入っていた) * 読中、何度も浮かんで来たのは「愚直」という単語だった。あだ名は「ドングリ」だった。不器用だった。でも逆にそれをバネにして、余人の到達し得ない高みを踏んだ。 冒険には才能がいる。 へこたれない、諦めない。そして、思いこむ力である。 功名心がまったくなかったとは言えない。が、動機はいつも単純だった。心の赴くまま、ただ行きたい方向へと、思いこんだら一途に、どこへでもひょいと出かけて行く。実行に躊躇はない。 ふつふつと沸き上がってくるもの、それが才能というものにほかならない。 * また一節に、こうある。 「冒険--それは、まず生きて帰ることである。」 生きて帰り、語ることができて初めて、それは冒険と呼ばれる。 氏は、厳冬期のマッキンリー登頂を成し遂げたあと、雪原に消えた。クレバスに落ちてもひっかかるようにと、氏が考案した旗竿をつけたまま。 だから、最期の旅は未だ冒険にはなっていない。 氏はいま、どこの途中を彷徨っているのだろうか?

Posted by ブクログ

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