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劒岳 新装版 点の記 文春文庫

新田次郎(著者)

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商品詳細

内容紹介 山岳小説の頂点といわれる名作の新装版が登場。日露戦争直後、前人未踏、そして決して登ってはいけない山と恐れられた北アルプス。劒岳山頂に三角点埋設の至上命令を受けた測量官、柴崎芳太郎。器材の運搬、悪天候、地元住民の反感など様々な困難と闘いながら山頂を目ざして進んでゆく、柴崎一行。その先に待ち受けるものは…。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2006/01/10
JAN 9784167112349

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劒岳 新装版

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商品レビュー

3.8

121件のお客様レビュー

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2024/03/29

未踏であると思われていた剱岳に、登山の為でなく、測量の為に、挑む 黙々とした積み重ねと直感の日々が、面白かった。ドラマチックな事が起こるわけでもないのだが、 自然の中で、自然と駆け引きしながら黙々と仕事を進めてく技術者と地元の長次郎さん達の静かなパワフルさにひかれました。

Posted by ブクログ

2024/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年は剱岳に登るぞ!って友人に誘われ、そして勧められた本書。 新田次郎は初めて読んだが、丹念な取材に基づく測量や登頂の描写、様々な確執や柴崎が感じたであろう心の動きが、丁寧に描かれる。 彼を支えるはずの組織が体面を気にして功績をうっすら無視していく様は怒りを覚えた。 一方競争相手だと思っていた山岳会が実は一番の理解者だったというラストは、じーんとくるものがあった。 山岳小説、結構いいかもって思った。 映画も見てみたい。

Posted by ブクログ

2024/01/09

私は登山に興味はない。むしろ、なぜ好き好んで山に登る人がいるのかと思う方だ。なので、この本を読み始めたのは、単なる偶然である。でも、読み終わってみると、とても面白かった。 1番良かったのは柴崎測量官たちの剣岳初登頂の際に、ライバルだった山岳会から送られた電報。山の厳しさの中に、温...

私は登山に興味はない。むしろ、なぜ好き好んで山に登る人がいるのかと思う方だ。なので、この本を読み始めたのは、単なる偶然である。でも、読み終わってみると、とても面白かった。 1番良かったのは柴崎測量官たちの剣岳初登頂の際に、ライバルだった山岳会から送られた電報。山の厳しさの中に、温かいものが急に流れ込んだような気がして、とても好きなエピソードだ。 文体がとても好みだった。登頂の瞬間でさえ、変に盛り上げようとせず、淡々と事実を述べていく。その潔さがあっけないほどで、でも、ひたひたと心の中に入り込んでくるような感覚があった。 柴崎測量官たちは好きで山に登っているわけではなく、仕事で登っていたわけだ。その意味では、山の本と言うよりは、仕事の本である。人にとって仕事とは、単に食べるためだけのものではないのだと思った。 あと、三角測量についていろいろなことがわかって、それもとても面白かった。私はこういうニッチな専門技術を知るのが、割と好きな方なのだと思う。

Posted by ブクログ

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