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十字軍 ヨーロッパとイスラム対立の原点 知の再発見双書30

ジョルジュ・タート(著者), 池上俊一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創元社/創元社
発売年月日 1993/09/17
JAN 9784422210803

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商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2021/07/18

前半は当時の絵画をカラーで掲載し、サラサラと読み進める。後半は2色刷りとなり少し詳しく説明が記される。表題通りヨーロッパ・アメリカ(キリスト教)・イスラムと対立の原点が今もなお脈々と続いていることが分かる。

Posted by ブクログ

2017/01/04

十字軍招集以前のイスラム・キリスト双方の情勢に始まり,マムルーク朝によってフランク人がシリアから完全に放逐されるまでを,様々な資料を交えながら辿る内容.バランスとしては,サラディンの活躍した第三回十字軍の直前までを特に詳しく扱っている. 専らイスラムとキリスト教という二大対立とし...

十字軍招集以前のイスラム・キリスト双方の情勢に始まり,マムルーク朝によってフランク人がシリアから完全に放逐されるまでを,様々な資料を交えながら辿る内容.バランスとしては,サラディンの活躍した第三回十字軍の直前までを特に詳しく扱っている. 専らイスラムとキリスト教という二大対立として捉えられる問題だが,実際にはユダヤ人も少なからず(時には積極的な殺戮の対象とされて)残忍な侵略の犠牲になっている. またそれぞれの宗教としても一枚岩ではなく,特にビザンティンや,シリア地域に土着していたキリスト教徒,またイスラム帝国からは距離を保っていた各地のアミールなどと,主たる参戦勢力であった十字軍側・イスラム帝国側との力関係が流動的であり,結果として宗教の枠を離れた対立・協調関係も見られ,これがしばしば戦局を左右していたことが分かる. サラディンの活躍についても,彼の反撃成功の下地を前の世代で築いたヌールアッディーンは晩年,必ずしもサラディンと良好な関係にあったわけではないことが示唆されており,前述した各地の有力者・軍事勢力との流動的な関係も相まって,フランク側をイェルサレムから撤退させるに至ったイスラム側の結束というのは,実際のところかなり際どいところで作られたものだったと考えられる.それが成されたのはサラディンの力によるところが大きく,だからこそ彼が後世まで称賛されることにもなっているということだと思う.

Posted by ブクログ

2015/02/07

十字軍に関する入門書として購入しました。 全体的に紙面の都合などありちょっと駆け足的な説明だった気もするが、十字軍の歴史がコンパクトで分かりやすく書かれている。 視点もフランク、ビザンチン、イスラムと多角的な視点で捉えており好感が持てる。 興味深かったのが、私はこれまでイスラム側...

十字軍に関する入門書として購入しました。 全体的に紙面の都合などありちょっと駆け足的な説明だった気もするが、十字軍の歴史がコンパクトで分かりやすく書かれている。 視点もフランク、ビザンチン、イスラムと多角的な視点で捉えており好感が持てる。 興味深かったのが、私はこれまでイスラム側の英雄サラディンがその天才的能力により単独でイスラム側の統合を成し遂げたとばかり思っていたが、実は彼の能力による面もあるがサンギー、ヌール・ウッディーンと進められてきたイスラム統合の事業を引き継ぐ事によりそれを達成することが可能となった事実である。 また、あのアラビアのロレンスが十字軍時代の城塞について論文を書いていたことも興味深かった。本書巻末の資料編にはその論から抜粋されたスケッチなどが掲載されている。 少し残念だったのが、十字軍時代の考古学的資料が少ないのか各ページに掲載されている写真が写本等からの絵ばかりであった事である。

Posted by ブクログ

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