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大黒屋光太夫(下) 新潮文庫

吉村昭(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2005/05/28
JAN 9784101117485

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商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2023/11/15

なんで読もうと思ったか忘れたけどおろしや国酔夢譚(観てないけど)で有名なロシアまで漂流して皇帝にまで謁見した大黒屋光太夫の話。数奇な運命に驚くし、当時の日本人から見た先進国ロシアの姿がとても興味深かった。吉村昭が凄いのは巷で知られてる光太夫からの聞き書き以外にも同行してた磯吉の聞...

なんで読もうと思ったか忘れたけどおろしや国酔夢譚(観てないけど)で有名なロシアまで漂流して皇帝にまで謁見した大黒屋光太夫の話。数奇な運命に驚くし、当時の日本人から見た先進国ロシアの姿がとても興味深かった。吉村昭が凄いのは巷で知られてる光太夫からの聞き書き以外にも同行してた磯吉の聞き書きも発掘して多角的に捉えて肉付けしてるところ。ロシア娘とのロマンスは流石にフィクションかと思ったら事実みたいで驚いた。面白かった。しかし、作中で光太夫が権利権利と帰国したがるんだけど、当時の日本人に権利などと言う意識があったのか?とそこはとても気になった。

Posted by ブクログ

2022/10/10

日露戦争に東西冷戦、北方領土問題にウクライナ危機。残念ながら両者が友好であった期間は短い。お互いをよく知らない時代。日本側の恐れとは裏腹にロシア側には憧憬の念があった。自国に流れ着いた漂流民。相手を知るための教師から自分たちを理解させる特使として使う。政策の道具である一方、本物の...

日露戦争に東西冷戦、北方領土問題にウクライナ危機。残念ながら両者が友好であった期間は短い。お互いをよく知らない時代。日本側の恐れとは裏腹にロシア側には憧憬の念があった。自国に流れ着いた漂流民。相手を知るための教師から自分たちを理解させる特使として使う。政策の道具である一方、本物の誠意も感じさせる。寒さ故か、その情は”熱い”。死にもつながる凍傷。順応しなければ住めない国。ナポレオン、ヒトラーが敗れた冬将軍。決して攻めてはいけない国。悪い感情ばかり抱いてはいけない。遠くて近い国。糸口をつかむヒントをもらう。

Posted by ブクログ

2022/03/08

井上靖のおろしや国酔夢譚では、帰国後の光太夫と磯吉は良い扱いがされていないように書かれていた。しかし、新史料をもとに書かれた本書は全く違う。とても恵まれた余生を送っていたらしい。少しほっとした。それよりも気になるのがイルクーツクに残された庄蔵と新蔵だ。どんな思いで極寒の異国で生き...

井上靖のおろしや国酔夢譚では、帰国後の光太夫と磯吉は良い扱いがされていないように書かれていた。しかし、新史料をもとに書かれた本書は全く違う。とても恵まれた余生を送っていたらしい。少しほっとした。それよりも気になるのがイルクーツクに残された庄蔵と新蔵だ。どんな思いで極寒の異国で生きていたのだろう。

Posted by ブクログ

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