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父・こんなこと 新潮文庫

幸田文(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2002/03/01
JAN 9784101116013

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父・こんなこと

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商品レビュー

3.9

39件のお客様レビュー

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2023/04/28

偉大な作家の娘が、父の事を書くという意味では現代の阿川佐和子と重なるけれど、またこれが本質的には随分と似ていることよ…片や出戻り、片や高齢結婚という事も何となく被る。 作家であるからして、家にいて書き物をしているという事は、サラリーマンの父よりもよっぽど多くの時間を一緒に過ごし...

偉大な作家の娘が、父の事を書くという意味では現代の阿川佐和子と重なるけれど、またこれが本質的には随分と似ていることよ…片や出戻り、片や高齢結婚という事も何となく被る。 作家であるからして、家にいて書き物をしているという事は、サラリーマンの父よりもよっぽど多くの時間を一緒に過ごしているし、作家という職業柄、知識豊富で、多少なりとも頭でっかちな所があり、一番言いやすい家族には色々な要求をしてくるという共通点が要因とも思える… それにしても、阿川家も幸田家もなんだかんだ言いながらも、父親を中心とした家庭における楽しい日常がしのばれる。 さて、振り返って自分は子供達に楽しかった、タメになった思い出を残せてやれただろうかと思うと、甚だ心許ない…特に一緒に過ごせた時間が圧倒的に少なかったと反省するが、後悔先に立たずである… 読後、当然のことながら、幸田露伴の作品を読んでみたくなってしまう。こんな感じで死ぬまでの読みたい本のリストが益々大きくなってしまう。欲のかたまりであっても、こればかりは今から達成不可能な目標と諦めざるを得ないな〜…

Posted by ブクログ

2023/01/07

父、幸田露伴の娘視点の話。 家事を仕込んでくれたのは露伴だったのか・・・ 父の介護は大変だっただろう。父との思い出話面白かったです。 身近な人が亡くなってしまうと色んなことを思い出しますね。

Posted by ブクログ

2022/01/19

 幸田文さんの出発点です。「おとうと」、「みそっかす」と読み継いでくれば、これを読まないわけにはいかない、そういう作品です。  驚異的なのは、お父さんの幸田露伴の死に際して、おそらく初めて、人前に出す文章をお書きになった幸田文さんの文章の落ち着きです。誰かわからない人に向けて書く...

 幸田文さんの出発点です。「おとうと」、「みそっかす」と読み継いでくれば、これを読まないわけにはいかない、そういう作品です。  驚異的なのは、お父さんの幸田露伴の死に際して、おそらく初めて、人前に出す文章をお書きになった幸田文さんの文章の落ち着きです。誰かわからない人に向けて書く文章のむずかしさというか、他人から見れば「それがどうした」という家族の話を書くのは、なかなか、素人の手にはあまりそうですが、そういう危惧を微塵も感じさせない、だからといって媚びたり開き直ったりしない文章だと思いました。  読み始めて感じるのは初々しさとでもいうのがいいのでしょうか、ある種の緊張感なのですが、しかし、これは、ただ事ではないと編集者は思ったでしょうね。  ブログにも書きました。よければどうぞ。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202201020000/

Posted by ブクログ

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