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奔馬 豊饒の海 二 新潮文庫豊饒の海第2巻

三島由紀夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2002/12/01
JAN 9784101050225

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商品レビュー

4.2

151件のお客様レビュー

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2010/05/28

『豊饒の海』の第二巻…

『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる...

『豊饒の海』の第二巻『奔馬』。読者に衝撃を与える、さすがは三島由紀夫という作品。『春の雪』あっての本作だが、『奔馬』の方が良かった。恋に殉じた若き松枝清顕、その転生として登場し同じく若くして志に殉じた飯沼勲。彼ら行動者を傍らに見ながら年を重ねていく本多。その本多と同じく年を重ねる自らに三島は何を思ったか!三島由紀夫は本多としての冷静な目を持っていたにもかかわらず、その最期は行動者としての最期だった。今も何処かに三島の転生が存在している

文庫OFF

2010/05/28

「転生」を描いた三島…

「転生」を描いた三島由紀夫の晩年の代表作。幽美な筆致も極まり、読んで損することはありません。

文庫OFF

2024/04/03

男女の叶わぬ愛を作者特有の優雅な筆致で表現した第一部とはやや趣を異にし、この第二部では若きテロリストに焦点を当てた社会派サスペンスの如き様相が呈され、そこに純文学の枠を超えた高いエンタメ性を窺わせる 前の話から二十年後という設定なので、本多や飯沼、洞院宮らは壮年の域に達しており...

男女の叶わぬ愛を作者特有の優雅な筆致で表現した第一部とはやや趣を異にし、この第二部では若きテロリストに焦点を当てた社会派サスペンスの如き様相が呈され、そこに純文学の枠を超えた高いエンタメ性を窺わせる 前の話から二十年後という設定なので、本多や飯沼、洞院宮らは壮年の域に達しており、そうした時の流れに伴う各人物像の変化に興味をそそられると共に、かつて清顕と聡子が密会を重ねた怪し気な宿屋・北崎の主人が本作の裁判シーンにて再登場するところなどに連作物としての面白さを感じさす。ただ残念ながら、月修寺門跡の身分を継いだ聡子についてはあまり詳しく記されていないため、清顕亡き後の彼女をもう少し描いてほしかったようにも思う いずれにせよ、今後清顕の魂はどう転生していくのか、第三部「暁の寺」を読むのが楽しみでならない

Posted by ブクログ

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