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街道をゆく(2) 韓のくに紀行 朝日文庫

司馬遼太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/朝日新聞社
発売年月日 1978/10/14
JAN 9784022601728

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商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

近くて遠いといわれる…

近くて遠いといわれる韓国。遠い昔、百済や新羅と呼ばれていたかの地から、多くの帰化人が文明とともに日本に入った。そんな濃い関係にありながらも、様々な不幸な事件から両国の感情は冷えたままだ。司馬遼太郎の現地での友人との会話にも、その事情が大きく影を落とす。紀行文ながら、まだ終わらない...

近くて遠いといわれる韓国。遠い昔、百済や新羅と呼ばれていたかの地から、多くの帰化人が文明とともに日本に入った。そんな濃い関係にありながらも、様々な不幸な事件から両国の感情は冷えたままだ。司馬遼太郎の現地での友人との会話にも、その事情が大きく影を落とす。紀行文ながら、まだ終わらない両国間の感情のもつれを感じずにはいられなかった。

文庫OFF

2010/05/28

昔の日本人が容易に海…

昔の日本人が容易に海を渡っていたのが分かります。朝鮮半島との関わりは切っても切れません。

文庫OFF

2017/12/26

「こっちからも日本へ行っているだろう。日本からもこっちへ来ている。べつに興味をもつべきではない。」 詰まるところは、ある翁のこの発言に収斂します。とても重く考えさせられます。本書は『街道をゆく』シリーズの中でも、現代日本に生きる人間が読むべき紀行文の一つと思われ(とは言っても本シ...

「こっちからも日本へ行っているだろう。日本からもこっちへ来ている。べつに興味をもつべきではない。」 詰まるところは、ある翁のこの発言に収斂します。とても重く考えさせられます。本書は『街道をゆく』シリーズの中でも、現代日本に生きる人間が読むべき紀行文の一つと思われ(とは言っても本シリーズ、数冊しか読んではいないのですが、、、でもだからこそ猶更本書は必読とも思えます)。

Posted by ブクログ

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