1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

阿片常用者の告白 岩波文庫

ド・クインシー【作】, 野島秀勝【訳】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥792

¥330 定価より462円(58%)おトク

獲得ポイント3P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2007/02/16
JAN 9784003226711

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

阿片常用者の告白

¥330

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/04/21

英国の批評家トマス・ド・クインシー(1785-1859)の 自伝的散文集。 当時、町の薬局で誰でも買うことが出来た アヘンチンキ(アヘン末をエタノールに浸出させたもの)に 耽溺した日々について。 成分であるモルヒネの影響で 特異な夢や幻視に見舞われた記述もあるが、 それらを期待し...

英国の批評家トマス・ド・クインシー(1785-1859)の 自伝的散文集。 当時、町の薬局で誰でも買うことが出来た アヘンチンキ(アヘン末をエタノールに浸出させたもの)に 耽溺した日々について。 成分であるモルヒネの影響で 特異な夢や幻視に見舞われた記述もあるが、 それらを期待して読んでみたものの、 「何故わたしは阿片に手を出したか」という事情と、 一抹の後ろめたさから来る言い訳の記述が大半だった。 19世紀ロンドンの様々な情景は味わい深い。 著者は妻への愛情とは別枠で、 終生忘れ難い恩人である異性の友人を想い続けた、 義理堅いロマンティストだった模様。 計画されていた第三部が実現しなかった代わりに書かれた おまけとしての「付録」における 喫煙者が断煙に至るまで日々少しずつタバコの本数を 減らしていくかのように、 阿片チンキの服用量をコントロールしようとした記録が 涙ぐましい。 だが、当人が意志薄弱の故に 度々リバウンドしていることを認めている箇所で つい笑ってしまった。

Posted by ブクログ

2016/11/27

私には阿片の服用を始めた第二部より第一部の家出時代の方が興味深かった。16,17歳の少年がよく生き延びたと思う。彼以上に苦難にさらされている子供たちも登場する。そういう時代だったんだな…。 この家出時代の一年後くらいの1804年に、リウマチの痛みを和らげるため阿片を使うようにな...

私には阿片の服用を始めた第二部より第一部の家出時代の方が興味深かった。16,17歳の少年がよく生き延びたと思う。彼以上に苦難にさらされている子供たちも登場する。そういう時代だったんだな…。 この家出時代の一年後くらいの1804年に、リウマチの痛みを和らげるため阿片を使うようになって、少しずつ阿片の使用量が増えていったんだ。使い始めた頃は、阿片は普通の薬局で扱っているよく効く鎮静剤、鎮痛剤扱いだった。子どもがぐずってなかなか眠らない時とかも使っていたそうだ。信じがたいことだが。 阿片に関する記述より、ド・クインシーが自分を取るに足らない存在と考えているのが気になる。

Posted by ブクログ

2014/09/21

人が薬物依存になる心理がわかるような気がしました。 共感はまったくしませんが、観察者として読むと興味深い内容。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品