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敵は海賊・正義の眼 ハヤカワ文庫JA

神林長平【著】

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定価 ¥682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/06/25
JAN 9784150308933

敵は海賊・正義の眼

¥110

商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2020/03/04

 聖なる悪と  純なる悪の  俗なる闘い ひさしぶりに敵は海賊を読んで、もう一度最初のシリーズから読み返したくなった

Posted by ブクログ

2018/11/13

思い返せば、神林作品の虜となったのが、このseriesでした。 「敵は海賊・海賊版」という、なんとも人を食ったnaming。 そして、幻想的な雰囲気を持つ黒猫の表紙。 お、と興を引かれて手に取り、その圧倒的な世界へと、見事に引き込まれました。 雪風や火星三部作など、様々な側面...

思い返せば、神林作品の虜となったのが、このseriesでした。 「敵は海賊・海賊版」という、なんとも人を食ったnaming。 そして、幻想的な雰囲気を持つ黒猫の表紙。 お、と興を引かれて手に取り、その圧倒的な世界へと、見事に引き込まれました。 雪風や火星三部作など、様々な側面を見せてきてくれた神林氏。 だけど、ぼくの原点は、やっぱり「敵は海賊」seriesにある。 続編が出る、という噂。 SFマガジンなる雑誌に、ちょくちょく連載されている、という話。 そういう風の噂を聞きながら、いつ、新作が読めるのかな、と思ってました。 ついに、本当についに、10年ぶりの新作です! いやー、待ったなー。 そして、つい先ほど読了。 うむ!余は満足じゃ! この、凄まじいまでの没頭感はなんなんだろうか。 きっとね、文体や語り口調というのは、きっとそれほどすごくない。 どことなく、ぎこちなさがあったりして、親切ではない。 けれどね、そんなのは本当に些末なことなのです。 ただ、世界観の強固さが、強烈な説得力を持っているんだと思う。 そしてそれこそが、SF作品のキモとなるべきものだと思う。 「観念」という存在を、見事に描ききったなぁ、と思いました。 神林氏は、「言葉」や「生命」など、言語化が難しいものを描くのが本当に上手い。 直接的なものじゃなく、なんというか、浮き上がらせる。 周りを丁寧に潰していくことで、その存在を際だたせる感覚。 狡猾にして繊細、それでいて大胆。 そして驚嘆すべきは、その卓越した娯楽性でしょうね。 ラジェンドラ vs カーリー・ドゥルガーのシーンは、本当に息を呑む。 頁にすればあっという間なんですけれどね。 読者に、本当に、ゾクゾクするほどの緊張感を感じさせる。 筆力、なんていうものを越えてるんじゃないかと思います。 一つ一つの台詞の格好良さも健在。 独特のhumor senseも健在。 見事なまでの切れ味も健在。 やー、満足満足。 次は、どんな作品を届けてくれるのかなー。

Posted by ブクログ

2015/03/02

海賊課に縁のない地域というのが新鮮。 リジーの無意識の傲慢さや、古式ゆかしい感じの恋文が。 素敵なスケール。 カーリー内には色々なものが納められてますね。

Posted by ブクログ

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