1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 新書

ヒトはなぜヒトをいじめるのか いじめの起源と芽生え ブルーバックス

正高信男【著】

定価 ¥858

¥110 定価より748円(87%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/06/22
JAN 9784062575560

ヒトはなぜヒトをいじめるのか

¥110

商品レビュー

2.7

11件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/05/24

日本は傍観者が多く、そのタイプには専業主婦の子供やゲーム好きといった特徴があるとのこと。また著者は学校よりも家庭を問題としており、母子密着の他に父親不在もしくは「2人目の母親」化していることも問題視している。その他ネット社会の進展に伴うメールによるイジメ等を取り上げている。 15...

日本は傍観者が多く、そのタイプには専業主婦の子供やゲーム好きといった特徴があるとのこと。また著者は学校よりも家庭を問題としており、母子密着の他に父親不在もしくは「2人目の母親」化していることも問題視している。その他ネット社会の進展に伴うメールによるイジメ等を取り上げている。 15年前の本なので内容的に少々古いように思える部分もあるが、最近は専業主婦も減ってきたのでその点で変化はみられるのか。とは言え、育児参加する父親の増大で「2人目の母親」化は進んでいるのかもしれない。また、ゲームは相変わらず流行っているし、ネット社会もメールからSNSに移行して、所謂誹謗中傷によるイジメ問題は質・量共に変化していると言えるだろう。ちなみに、大人組織では序列が明確なためイジメが起きにくいという記述には疑問が残る。 全体的には一応統計に基づいて書かれており、さらに動物行動学的な知見も入り込んではいるが、やや根拠の弱い日本人論(集団主義・権威主義)等もあり、内容的に賛否はあるだろう。ブルーバックスというレーベルを考えると諸々の限界や制約もあり、仕方ない部分もあるのかもしれないが。

Posted by ブクログ

2019/06/23

(「BOOK」データベースより)amazon ヒトがヒトをいじめるのは動物の本能なのか。いじめは加害者と被害者のほかに見て見ぬふりをする傍観者がいてはじめて成り立つ。これは動物の世界にはない、ヒト固有の行動だ。そして、母親密着、父性不在、希薄な人間関係が子どもをいじめへと駆りたて...

(「BOOK」データベースより)amazon ヒトがヒトをいじめるのは動物の本能なのか。いじめは加害者と被害者のほかに見て見ぬふりをする傍観者がいてはじめて成り立つ。これは動物の世界にはない、ヒト固有の行動だ。そして、母親密着、父性不在、希薄な人間関係が子どもをいじめへと駆りたてる。親離れして自立する「一人力」を養うことでいじめは防げるのか。気鋭のサル学者がいじめと家族との関係を分析した「新しい家族論」。

Posted by ブクログ

2018/10/11

人はサルの生態を当然であるが持っている。しかしサルにはイジメの傍観者はいない。一対一である。人間は一対一の時はイジメではなく、そこに見て見ぬふりをする傍観者がいるとイジメとなる。加害者が傍観者へのアピールをより行うからである。同著者の「他人を許せないサル」よりこの本の方が内容がよ...

人はサルの生態を当然であるが持っている。しかしサルにはイジメの傍観者はいない。一対一である。人間は一対一の時はイジメではなく、そこに見て見ぬふりをする傍観者がいるとイジメとなる。加害者が傍観者へのアピールをより行うからである。同著者の「他人を許せないサル」よりこの本の方が内容がよかった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品