- 書籍
- 書籍
窓のあちら側
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
窓のあちら側
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
ネプチューンの進化論こそ本当なのでは…とよく夢想していました。「今はもういないあたしへ…」と同時収録された単行本で読みましたが、すごく切なくて今でも折に触れて読み返したくなる物語です。
Posted by
出版芸術社から発行されている『ふしぎ文学館』のシリーズに入っている自選作品集です。 単行本は最新作以外全部読んでいます。 だから単行本未収録作品にひかれて借りてきました。 でも、そのうちの一作「眠い、ねむうい由紀子」は読んだことがありました。 雑誌「PHP」、買った記憶あります。...
出版芸術社から発行されている『ふしぎ文学館』のシリーズに入っている自選作品集です。 単行本は最新作以外全部読んでいます。 だから単行本未収録作品にひかれて借りてきました。 でも、そのうちの一作「眠い、ねむうい由紀子」は読んだことがありました。 雑誌「PHP」、買った記憶あります。 とにかく中学生・高校生の時に大好きな作家でした。 今も好きですけど。 「グリーン・レクイエム」 とてつもなく繊細で、そしてスケールの大きな物語。 これを高校生が書いたというのが信じられなくて。 目に見えるような森の表情、明日香の髪のうねり、流れてくるピアノ曲。 伝えるべき一言を、一瞬タイミングが遅れたばかりに伝えられないまま、永遠に失ってしまった大切なもの。取り返しのつかないその一瞬。 「ネプチューン」 カンブリア紀にいっせいに進化を始めた生物たち。 原生動物から側生動物へ。そして魚類、両生類、昆虫類、鳥類などへ。 なぜカンブリア紀なのか。なぜ多方向への進化なのか。 その解のひとつがこの作品。 この出来事は地球の意志なのか、とまで思えてくる。 今まで何度も何度も読み返したこの2作品。 やっぱり大好きだ。(いや、他の作品も好きなのよ) これからも何度も読み返すんだろうな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中学生〜高校生の頃、ハマって読みあさった新井素子。今読むと、生理的に合わなくなっている…女性キャラが時々「あん」と声を上げるのが、どうにもたまらない。あの当時は全く気にならなかったのに…それだけで受け付けないとは自分の感性の変化にもビックリ。もっと年を取ってから読んだら、また変わるのかもしれない。
Posted by