- 書籍
- 新書
欲ばり過ぎるニッポンの教育
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
欲ばり過ぎるニッポンの教育
¥110
在庫なし
商品レビュー
3.8
26件のお客様レビュー
いいと思うものをどんどん挙げて、リストに付け加えていくのがポジティブリストの考え方。こんなふうにできたらいいなということを次々に書いていき、そのリストの全てができたときには完璧な人間が育つと考える。ところが、現実にはキャパシティの問題がありリストにどんどん足したって、必ず何かがは...
いいと思うものをどんどん挙げて、リストに付け加えていくのがポジティブリストの考え方。こんなふうにできたらいいなということを次々に書いていき、そのリストの全てができたときには完璧な人間が育つと考える。ところが、現実にはキャパシティの問題がありリストにどんどん足したって、必ず何かがはみ出してくる。はみ出すものを何にするかの議論が必要。
Posted by
修得主義に基づく絶対評価の厳しさ。 点数に基づく相対評価の甘さ。 学校を社会化させたことにより、青少年の社会問題を学校に移転させることに成功した日本。
Posted by
フィンランドはテストによる競争をやめて学力世界一になった、という議論を最近聞かないなあと思っていたら、こういう事実に基づく本が出ていたのだ。小中学校ではアクティブラーニングで遊ばせ、その中でも学力を維持できる者のみ、高校に進学させ、絶対評価の進級テストで選別していく。こうした冷徹...
フィンランドはテストによる競争をやめて学力世界一になった、という議論を最近聞かないなあと思っていたら、こういう事実に基づく本が出ていたのだ。小中学校ではアクティブラーニングで遊ばせ、その中でも学力を維持できる者のみ、高校に進学させ、絶対評価の進級テストで選別していく。こうした冷徹な教育文化が学力世界一を支えている。しかし、フィンランド信仰は文科省に残り、日本では「高等学校基礎学力テスト」というフィンランド的な教育政策が始まる。合格出来ない高校生が続出した時、やさしい日本の学校文化はどう対応するのだろう。
Posted by