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岡井崇【著】

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商品詳細

内容紹介 医学博士・岡井崇が、医療現場の実態をリアルに描く!緊急手術、医療事故、裁判、過酷な勤務・・・現代の医療危機について考えさせられる一冊です。弁護士・川人博、松丸 正、小児科医・千葉康之、ジャーナリスト・塚田真紀子との共著「壊れゆく医師たち」にも注目です。
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/04/25
JAN 9784152088086

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商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2023/05/07

大学病院に勤務する5年目の産婦人科医、柊(ひらぎ)奈智は患者思いの誠実な仕事ぶりで患者や同僚から信頼されていた。 ある夜勤の日、極度の睡眠不足など不測の事態が重なった中、胎児に危険が迫り、最も緊急度が高い帝王切開に踏み切った。 胎児は無事だったが、その後母親が死亡したことで遺族か...

大学病院に勤務する5年目の産婦人科医、柊(ひらぎ)奈智は患者思いの誠実な仕事ぶりで患者や同僚から信頼されていた。 ある夜勤の日、極度の睡眠不足など不測の事態が重なった中、胎児に危険が迫り、最も緊急度が高い帝王切開に踏み切った。 胎児は無事だったが、その後母親が死亡したことで遺族から訴えられる。 被告人として名指しされ、裁判で原告代理人から暴言を浴びせられた奈智は、徐々に精神を病んでいく… 著者が産婦人科の医師であり、内容がとてもリアルで、医療訴訟の多い産婦人科の現実、医師不足、夜勤の多さなど、切実な問題が描かれていた。 医師ももちろん人間で、初めから高い技術を持っているわけではなく、手術中に技量不足からミスをすることもある。 どの程度のミスを医療過誤とするのか、今のところ明確な基準はない。 ミスを完全に無くすことは不可能であり、医師はそれを一つ一つ反省しながら成長していくのだと思う。 だが、患者からしてみれば常に完璧であってほしいと望むのも当然だろう。 とても難しい問題だ。 医師と患者との信頼関係、きっとそこに解決の糸口があるのだと思う。 奈智先生のような患者思いの誠実な医師が増えていくこと、そして医療に関する様々な制度が医師の成長の助けになるよう改革されていくことを願ってやまない。

Posted by ブクログ

2020/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

医療訴訟の問題。実際の医師の文章。 お医者さんの様子を見ていなかった、なくなった患者の親戚が出てきて 色々口を出すのはおかしい。 「患者のためにと思って懸命に努力したが、チカラ及ばず救えなかった人間と、クライアントのためと言いつつ間違った主張をして相手を傷つけ苦しめる人間と、どっちが悪いのか」 キツい産婦人科医がいなくならないように、「無過失補償制度」が日本にもできることを願って。 最後の患者の夫との会話で救われる。 「フォンビルブラント」

Posted by ブクログ

2019/12/30

現役の医師が書いた、産婦人科で働く人たちの小説。 患者と医師という関係性は、やはり信頼がなければな と改めて思う。 しかしどんなに医師が手を尽くしてもダメな事も勿論あり、命に関わる仕事の何と難しいことか。 私自身2度出産を経験し、先生や助産師さんたちにどれだけお世話になった事...

現役の医師が書いた、産婦人科で働く人たちの小説。 患者と医師という関係性は、やはり信頼がなければな と改めて思う。 しかしどんなに医師が手を尽くしてもダメな事も勿論あり、命に関わる仕事の何と難しいことか。 私自身2度出産を経験し、先生や助産師さんたちにどれだけお世話になった事か。 過酷な労働環境の中、心が折れてやる気を失ってしまう 医療関係者が出てくるのも頷ける。 命に関わる仕事に就いている人たちの心のケア、働く環境が少しでもいい方向へと進みます様に。

Posted by ブクログ

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