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コトの本質

松井孝典【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/11/28
JAN 9784062136648

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商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2019/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年の本。東大の松井先生のエッセイ。 理学部で地球の成り立ちを研究している著者がその軌跡のプロセスを外化している話。 キーワードとしては「内部モデル」「要素還元主義」「二元論」「共同幻想」「レンタルの思想」「問題をつくる」あたりだろうか。 システムの3つのポイントもよかった 1,どういう構成要素からできているか(モノの特定) 2,駆動力はなんであるか 3,構成要素間の関係性 やはり問いを立てる。問題を作ることの重要性、その難しさとそれについて考え続けることが大切なのだなぁ。 GWに読む辺りが時間もありちょうどよかった。 ■目次 第1章 よろこびの根源を見る ◆見るということには不思議な働きがある ◆内部モデルを刻々更新していくのが生きるということ ◆みたいと思い続けているからひらめきがくる ◆見たいものを見るためだから何十年も考え続ける ◆果てを見たいから境界線を休みなく広げていく 第2章 育つプロセスを見る ◆他者と衝突して自分にハッと気づくところに出発点がある ◆外の世界との関わりにバリエーションと広がりを持つ ◆プロフェッショナルの基礎を確立するときがくる ◆中核にある問題を解くと新たな発想が手に入る 第3章 関わりの中の自分を見る ◆共同幻想を突き抜けて外側から見ると人間がわかる ◆さまざまな分野に生きる人々の中で自分の場所を知る ◆時間を無駄にしない議論のプロセスで自分の主張を貫く ◆そのときどきの世間の勝ちで自分の価値を見失わない 第4章 考える頭の中を見る ◆考えるということはまず問題をつくることである ◆システムと歴史という見方で人間をつかまえることができる ◆内部モデルの異なる人にわかってもらう技術を知る

Posted by ブクログ

2018/10/23

著者は、日本を代表する物理学者。一般書も多く著作されており、特に「宇宙誌」はこの類の本の中では白眉といってよい。ただし、この本は、なんとも評価しかねる。なるほどと思わせる示唆も多く、学者を目指す人には良い本なのだろうが、一般社会に対する見識は、やはり学者馬鹿のイメージをぬぐえない...

著者は、日本を代表する物理学者。一般書も多く著作されており、特に「宇宙誌」はこの類の本の中では白眉といってよい。ただし、この本は、なんとも評価しかねる。なるほどと思わせる示唆も多く、学者を目指す人には良い本なのだろうが、一般社会に対する見識は、やはり学者馬鹿のイメージをぬぐえない。

Posted by ブクログ

2018/10/08

本書は、「考えるとは何か」について自然科学者の松井孝典氏が語った著書。 楠木建教授がPRESIDENTの記事で戦略本30冊として取り上げていた。「戦略読書日記」では取り上げられていないので、例によって、仮想戦略読書日記を自分で想像しながら読みすすめた。 所々に楠木教授が参考にした...

本書は、「考えるとは何か」について自然科学者の松井孝典氏が語った著書。 楠木建教授がPRESIDENTの記事で戦略本30冊として取り上げていた。「戦略読書日記」では取り上げられていないので、例によって、仮想戦略読書日記を自分で想像しながら読みすすめた。 所々に楠木教授が参考にしたと思われる箇所が散りばめられていた。 「頭の中には、蓄積され続ける膨大な知識のストックがあります。知識は、バラバラに存在しているのですが、あるとき、それらのすべてが有機的につながって見えるのです。私が、具体的に何か見えると表現するのは、こういうときのことです。」 「内部モデルが一変されるのが、ひらめきです。考えていない人にはひらめきません。ずうっと考え続けているから、ひらめきというものがあるのです。」 「センスというものは、どうしようもないものです。話をする場合でも、要点をついて話ができる学生と、そうでない学生とに明らかに分かれます。学部の学生のときからきちんと要点を押さえて、わかりやすく話せるものもいます。これはセンスとしかいいようがない。」 「本質的な問題とはどういうものか。たくさんある問題の中で、Aという問題を解くと、BについてもCについても、その他いろいろのものについても、その理解がいまよりは一段進む。そういう進展をもたらす湯な問題が、本質的な問題です。ある平面に並んでいるたくさんの問題の中から、Aを見つけ、それを解くことによって、ひとつ下の次の平面が浮かび上がってくる、そういう種類の問題を選べるか、つくれるかどうかが、自然科学の世界においても、一流かそうでないかの違いになるわけです。  同じようなことは、社会のどんな分野についてもいえるでしょう。会社ならば、どうすれば生き残れるかとか、いかにして発展していくかに関して、本質的な問題を、きちっとつくれるかどうか。それが、一流の経営者かどうかなのでしょう。」 「考えるということは、自分がどういう問題を解けばいいのかを、はっきりさせるところから始まります。問題をつくれば、あとはその問題を解けばいいだけですから。ところが、その問題をつくるのが大変なのです。」 「わかるということは、逆に言えば、わからないことが何なのか、ということがわかることなのです。『わかる』と『わからない』の境界がわかる、ということです。」

Posted by ブクログ

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