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日本人とは何か。 神話の世界から近代まで、その行動原理を探る ノン・ブックノン・セレクト

山本七平【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社/祥伝社
発売年月日 2006/08/01
JAN 9784396500931

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商品レビュー

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2024/02/06

歴史は勉強したはずなのに、それは表面をなぞっただけ、ということを思い知らされる本だ。山本七平の本だからそういう期待ももちろんあった。その期待に答えるものだったことは嬉しい限り。 小さな因果の積み重ねが大きなうねりとなり、歴史が動いていく。これまで勉強してきた歴史は「果」の部分に光...

歴史は勉強したはずなのに、それは表面をなぞっただけ、ということを思い知らされる本だ。山本七平の本だからそういう期待ももちろんあった。その期待に答えるものだったことは嬉しい限り。 小さな因果の積み重ねが大きなうねりとなり、歴史が動いていく。これまで勉強してきた歴史は「果」の部分に光を当てて、そういうものだという教え方で出来事のみを並べてきたものだ、と言える。山本七平のアプローチはそうではなく、「因」の方に正しくフォーカスし、それがどう影響したかを紐解いていく。だから新しい学びが多い。勉強というのはこういうことなのだ、と教えられる。幕藩体制下の経済あたりは大変面白い。実体がどうであったかを教えるのが教育なら、歴史だけを切り取って教えるのではなく、歴史の糸の上で経済、文化、思想、技術、生活などを学んでいく手法も良いだろう。全てを含んで歴史が動いていくのだから。そんなことを考えた。

Posted by ブクログ

2022/12/19

まさに、大作。縄文時代から筆を起こして、明治維新に至るまでを追う、日本人の物語。 その長大な歴史の流れに、読むのは非常に大変でした。 骨(かばね)の代 氏族制の時代 職(つかさ)の代 律令制の時代 名(な)の代   幕府制の時代 歴史を、土地所有の制度史ととらえて、支配者だ...

まさに、大作。縄文時代から筆を起こして、明治維新に至るまでを追う、日本人の物語。 その長大な歴史の流れに、読むのは非常に大変でした。 骨(かばね)の代 氏族制の時代 職(つかさ)の代 律令制の時代 名(な)の代   幕府制の時代 歴史を、土地所有の制度史ととらえて、支配者だけでなく庶民の目からもとらえたもので、その時代時代の用語を追うだけでなく、アプローチの方法も大変新鮮でした。 大化の改新 ⇒ 律令制(中国文化の輸入)⇒ 荘園による公地公民の崩壊 ⇒ 御成敗式目 地頭の設置と武家の実質支配 日本発の国内法の誕生 ⇒ 足利、徳川幕府への継承 織豊時代の検地 農民から武器を取り上げ、土地の価値を標準化、江戸時代は、武士から、米の収奪権を取り上げサラリーマン化する。米を流通させて貨幣経済へ 日本文化の誕生と融合 漢字の輸入 ⇒ 仮名の誕生 漢文と和歌 ⇒ 仏教伝来 キリスト教伝来 ⇒ 江戸時代の思想 明治維新への準備 江戸時代に地動説をしっていた、儒学者、そして、無宗教性 現代の日本人の原型は、江戸時代に作られていた 和時計、和算、米の売買、日本人は極めて合理的な民族であった。 目次 序文 新しい”菊と刀” プロローグ 『大勢三転考』の日本 第1部「骨(かばね)の代」から「職(つかさ)の代」 1章 日本人とは何か 2章 文字の創造 3章 律令制の成立 4章 神話と伝説の世界 5章 仏教の伝来 6章 「民主主義」の奇妙な発生 第2部 「職(つかさ)の代」から「名(な)の代」へ 7章 武家と一夫一婦制 8章 武家革命と日本式法治国家の成立 9章 武家法の特徴 10章 エコノミック・アニマルの出現 11章 下克上と集団主義の発生 12章 貨幣と契約と組織-中世の終わり 第3部 名の代・西欧の衝撃 13章 土一揆・一向衆・キリシタン 14章 貿易・植民地化・奴隷・典礼問題 15章 オランダ人とイギリス人 16章 「鎖国」ははたしてあったのか 17章 キリシタン思想の影響 第4部 伊達千広の現代 18章 家康の創出した体制 19章 幕藩体制の下で 20章 タテ社会と下克上 21章 五公五民と藩の経営 22章 幕藩体制下の経済 23章 江戸時代の技術 24章 江戸時代の民衆生活 25章 江戸時代の思想 26章 現代日本人の原形 27章 現代日本国の原形 エピローグ 明治維新の出発点 ISBN:9784396500931 出版社:祥伝社 判型:B6変 ページ数:816ページ 定価:1400円(本体) 発行年月日:2006年07月 発売日:2006年07月21日 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ

Posted by ブクログ

2018/10/27

●日本の歴史を「骨(かばね)の代」「職(つかさ)の代」「名の代」という三つの区分に分けて、日本という国がどのように形成されていったかを説明している。そして、それぞれの代が日本人の文化や精神に与えた影響を詳しく述べ、タイトル通り「日本人とは何か」を著者の豊かな知識と鋭い洞察で著した...

●日本の歴史を「骨(かばね)の代」「職(つかさ)の代」「名の代」という三つの区分に分けて、日本という国がどのように形成されていったかを説明している。そして、それぞれの代が日本人の文化や精神に与えた影響を詳しく述べ、タイトル通り「日本人とは何か」を著者の豊かな知識と鋭い洞察で著した一冊。

Posted by ブクログ

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