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態度が悪くてすみません 内なる「他者」との出会い 角川oneテーマ21

内田樹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2006/04/10
JAN 9784047100329

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商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

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2022/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内田先生の本は、古くなってもなお面白い。 グッと来た箇所を少しだけ。 人間の社会は、一人一人が「オーバーアチーブ」、つまり対価以上のことをしてしまうことによって成り立っている。(「『合理的な人』は結婚に向かない」) 言語とは、意味であり、同時に身体であるようなプロセスである。(「言語と身体」) 死者たちは正しく弔わなければならない。しかし、どのような服喪の儀礼が正しいのかについては誰も確言する権利を持たないし、持ってはならない。なぜならば、それは本来死者たちの判断に委ねるべきことだからであり、にもかかわらず死者は言葉を持たないからである。(「死者の無権利-靖国論争をめぐって」)

Posted by ブクログ

2019/11/01

さまざまな雑誌などに寄稿された著者の論考・エッセイを収録している本です。 著者のブログ記事をまとめた本とはちがい、字数制限のためか尻切れトンボの感のあるエッセイも多少見受けられるように思いますが、身近な話題から思いもかけない理路を通って見晴らしのきく場所へと読者を連れ出す著者ら...

さまざまな雑誌などに寄稿された著者の論考・エッセイを収録している本です。 著者のブログ記事をまとめた本とはちがい、字数制限のためか尻切れトンボの感のあるエッセイも多少見受けられるように思いますが、身近な話題から思いもかけない理路を通って見晴らしのきく場所へと読者を連れ出す著者らしい議論の運び方が随所に見られます。 個人的には、橋本治の思想、とくに身体論、他者論、歴史論にかんしては、内田樹の思想を通して読み解くことではるかに理解しやすいものになるのではないかという見通しをもっており、「速度と祝福 God speed you―書評『蝶のゆくえ』橋本治著」の橋本治論は興味をもって読みました。「速度」というキーワードを提示するだけで終わってしまっているのは残念でしたが、一つの行間を一冊の分量にザバッと広げてしまったかのような橋本の批評の文章についても「速度」という観点から考えてはじめて見えてくることがあるのではないかという気がしています。

Posted by ブクログ

2018/12/26

内田流に言えば「何を読み取ることになるのかまだ分からないけれど、それは私がまだ知らない私についての知であることを、読み終えて感得した」ということでしょうか...。

Posted by ブクログ

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