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一角獣 角川文庫

小池真理子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2006/09/25
JAN 9784041494165

一角獣

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2012/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

超短編集(ショートショート)8話 こんな花あらしの日の午後は 月影の中で 石榴(ざくろ)の木の下 雨の朝 闇のオンディーヌ 一角獣 妖かし 光きらめく海 あとがきにかえて 日常生活を書かせたら,こんなにすごい作家はいないかも。 怪しげな話も日常生活の一小間にすぎない。 あとがきにかえて、では、掌編小説から短篇小説まで集めたとのこと。 掌編小説は20枚。短編小説は60枚。なるほど分類があるんだ。 銅版画が1話に1枚づつ。 紙が薄いので裏は白紙。 初出は2000年から2002年。

Posted by ブクログ

2011/06/05

ストーリー的にはオチがないものが多くイマイチと感じたが、だからこそ小池氏の素晴らしく美しい情景描写力が際立つ。とにかく美しい。やはり表題作「一角獣」が一番良かった。

Posted by ブクログ

2010/08/09

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 短銃自殺した版画家の、壁一面の血しぶきが作品のようにきれいだった「一角獣」。事故死した老妻と猫の穏やかな語らいが聞こえる「石榴の木の下」。愛した男の香りが蘇る「雨の朝」―憎悪や怒りや嫉妬を超えた底なしの悲しみが連れてきたある至福...

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 短銃自殺した版画家の、壁一面の血しぶきが作品のようにきれいだった「一角獣」。事故死した老妻と猫の穏やかな語らいが聞こえる「石榴の木の下」。愛した男の香りが蘇る「雨の朝」―憎悪や怒りや嫉妬を超えた底なしの悲しみが連れてきたある至福の時間。月並みな幸福よりも夢まぼろしを甘受する喜びと充実。8通りの人生の、美しい凄みを見事に描き切った小説集。門坂流による彫り下ろし銅版画8作品を収録。 どの作品も素敵。 石榴の木の下、一角獣のねこたちがいいアクセント。 妖かしは少し寒気がして、光きらめく海は暖かくなった。 切ないという単語がすべての作品の中に埋め込まれていた商品集でした。 版画も美しい。

Posted by ブクログ

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