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内容紹介 内容:平安の衣 オ-・ヘンリ-著. ロ-マ熱 イ-ディス・ウォ-トン著. ロ-ゴ-ムと娘のテレサ セオドア・ドライサ-著. 生命の法則 ジャック・ロンドン著. 手 シャ-ウッド・アンダソン著. あの子 キャサリン・アン・ポ-タ-著. メアリ-・フレンチ ジョン・ドス・パソス著. パット・ホビ-とオ-ソン・ウエルズ F.スコット・フィッツジェラルド著. ある裁判 ウィリアム・フォ-クナ-著. なにかの終焉 ア-ネスト・ヘミングウェイ著. 人を率いる者 ジョン・スタインベック著. スウェ-デン人だらけの土地 ア-スキン・コ-ドウェル著. ステックマンの笑い ネルソン・オルグレン著
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 1999/03/16
JAN 9784003233719

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20世紀アメリカ短篇選(上)

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2015/02/10

同じく岩波文庫から刊行されている『20世紀イギリス短篇選』のアメリカ版。 上巻の収録作家はオー・ヘンリー、ジャック・ロンドン、スコット・フィッツジェラルド、ウィリアム・フォークナーアーネスト・ヘミングウェイ……等々、基本的にアメリカ文学史では重要な作家ばかりが並ぶ。 解説でも述べ...

同じく岩波文庫から刊行されている『20世紀イギリス短篇選』のアメリカ版。 上巻の収録作家はオー・ヘンリー、ジャック・ロンドン、スコット・フィッツジェラルド、ウィリアム・フォークナーアーネスト・ヘミングウェイ……等々、基本的にアメリカ文学史では重要な作家ばかりが並ぶ。 解説でも述べられているが、上巻は割と田舎の風景を描いた短篇が多かった。

Posted by ブクログ

2011/08/29

とくに気に入ったのは以下の作品。 「ローマ熱」(イーディス・ウォートン) それぞれに娘を伴ってローマを訪れたアメリカ人の中年女性二人。若い頃からの知り合いらしいこの二人の何気ない昔語りが、思いもかけない方向に発展していく。 会話の受け手に終始していた女性が最後に放った言葉の、な...

とくに気に入ったのは以下の作品。 「ローマ熱」(イーディス・ウォートン) それぞれに娘を伴ってローマを訪れたアメリカ人の中年女性二人。若い頃からの知り合いらしいこの二人の何気ない昔語りが、思いもかけない方向に発展していく。 会話の受け手に終始していた女性が最後に放った言葉の、なんと強烈なこと。 「生命の法則」(ジャック・ロンドン) 『火を熾す』(柴田元幸訳)にて既読。 柴田訳では最後の老人の覚悟が、いささか破れかぶれというか、やけっぱちのように捉えられたのだが、こちらはもう少し厳粛な印象。 「人を率いる者」(ジョン・スタインベック) かつて幌馬車隊を率いて大草原を横断した老人は、事あるごとに当時の話をせずにはおれない。義父に気を遣いつつもそのことに苛立ちを隠せない娘婿。 同じ話を何千回となく聞かされるのはうんざり、ということももちろんあるのだろうけれど、その話のなかに“新しい世代”への非難めいたものを感じてしまうが故の苛立ちなのかもしれない。 大移動後の生活を語る言葉をもてなかった自分、そうした自分を支えていたはずの時代の精神の終焉・・・・・それを悟った老人の悲哀が胸を突く。 そんな老人に理解を示す娘と、孫に当たる少年の子どもらしい気遣いが心に残る作品。 「スウェーデン人だらけの土地」(アースキン・コールドウェル) シリアスな語り口の多い本編のなかで、唯一の滑稽譚。 収録作品 平安の衣  オー・ヘンリー ローマ熱  イーディス・ウォートン ローゴームと娘のテレサ  セオドア・ドライサー 生命の法則  ジャック・ロンドン 手  シャーウッド・アンダソン あの子  キャサリン・アン・ポーター メアリー・フレンチ  ジョン・ドス・パソス パット・ホビーとオーソン・ウェルズ  F・スコット・フィツジェラルド ある裁判  ウィリアム・フォークナー なにかの終焉  アーネスト・ヘミングウェイ 人を率いる者  ジョン・スタインベック スウェーデン人だらけの土地  アースキン・コールドウェル スティックマンの笑い  ネルソン・オルグレン

Posted by ブクログ

2010/11/29

近代アメリカ文学あまり知らない、ということで購入。 上巻は20世紀前半に活躍した作家としてオー・ヘンリー、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、スタインベックらが取り上げられている。 印象深かったのはシャーウッド・アンダソンの「手」、フォークナーの「ある裁判」。 ...

近代アメリカ文学あまり知らない、ということで購入。 上巻は20世紀前半に活躍した作家としてオー・ヘンリー、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、スタインベックらが取り上げられている。 印象深かったのはシャーウッド・アンダソンの「手」、フォークナーの「ある裁判」。 どちらも平凡な日常の中に、ぞっとするような魔物が潜んでいることを小説的に示している。これらは確かに教条を超えた小説であり、解説のいうようにモダニズムの空気の中で生まれたものであろう。 しかしこうした魔物は昔から連綿と存在してきたし、今も存在し続けている。彼らは小説家の嗅覚をもってこれを捉えたのだろうし、モダニズムの薫陶を受けているにも関わらず、都市ではなく田舎を舞台にしているのもこのためだろう。因習的なコミュニティでは良かれ悪しかれこの「悪」は目に付きやすいから。

Posted by ブクログ

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