- 書籍
- 書籍
本の音
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
本の音
¥1,045
在庫なし
商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
堀江敏幸が語る本の紹介はどうしてこんなに面白いのか。いや、さすがに1冊読み通すとなるとその一本調子なところというか「どんな本も一定のテンション/ノリで語る」ところに辟易しなくもないのだけれど、それは裏返せば彼がきわめて誠実に1冊1冊の本たちと向き合い、四つに組んでいるからだと思う...
堀江敏幸が語る本の紹介はどうしてこんなに面白いのか。いや、さすがに1冊読み通すとなるとその一本調子なところというか「どんな本も一定のテンション/ノリで語る」ところに辟易しなくもないのだけれど、それは裏返せば彼がきわめて誠実に1冊1冊の本たちと向き合い、四つに組んでいるからだと思う。そこから、もちろん書き飛ばしたりいたずらに扇動したりすることなく、ていねいに勘どころをこちらに伝えて本の世界に誘導しようとする堀江の職人芸はそれ自体1個の芸術品であり、1編1編の書評が時計のように精巧に組み立てられた細工だと思う
Posted by
1990年代から2001年まで、20世紀後半から21世紀に入った頃にあちこちのメディアに掲載された書評集。それぞれに堀江氏の文章が完結していて、論評集のようでもあり、本を読んだ気分にもなってしまい、結局この本から読みたい本へと登録したのは2冊。既読は1冊(平出隆『葉書でドナルド・...
1990年代から2001年まで、20世紀後半から21世紀に入った頃にあちこちのメディアに掲載された書評集。それぞれに堀江氏の文章が完結していて、論評集のようでもあり、本を読んだ気分にもなってしまい、結局この本から読みたい本へと登録したのは2冊。既読は1冊(平出隆『葉書でドナルド・エヴァンズに』)。分類(「1.愛と孤独について」「2.言葉について」など)と各諸表のタイトルは秀逸。それよりなによりこの本を手に取りたかったのは、装丁のペンギンに魅かれたから。堀江氏も同様らしく後書きで触れている。山猫軒の間村俊一氏、調べてみたら装丁の作品集が出ていてしかもその表紙にこのペンギンが。この本も入手困難なようなので早速図書館に予約した。
Posted by
堀江さん好きなのに。知らない作品ばかりで途中で飽きてしまった。勉強不足である。 読みたい本は何冊かあった。
Posted by